文学部史学地理学科 考古・日本史学コースに進学しようと思った理由を教えてください。
「人生に迷った私に、もう一度“学ぶ意味”を教えてくれた場所」
私は中学時代に学校に通えず、人生に希望を持てない時期がありました。しかし、高校で出会った地歴公民科の先生の授業に感銘を受け、「歴史を学ぶことはこんなにも面白いのか」と感じることができました。その先生のように、生徒に学ぶ楽しさを伝えられる社会科教員になりたいという夢が芽生えました。
その夢を叶えるために、歴史を深く学べる大学を探していたところ、国士舘大学の考古•日本史学コースでは、1年次のうちから発掘調査や、本物の古文書に触れられる授業が設定されており、更に歴史の基礎から応用や専門的な内容までを段階的に学べる教育体系が整っており、「世のため人のために尽くせる人材の育成」という建学の精神、「夢をあきらめない」というスローガンにも共感し、本学への進学を決めました。
将来の夢やビジョン、取得したい資格など、学部で成し遂げたいことを教えてください。また、そのために取り組んでいることがあれば教えてください。
「私がいま夢中になって学んでいること」
現在、最も興味を持っているテーマは「中国の妓女制度」で、ゼミでは中国近世史を専攻し、妓女の社会的役割や文化的背景、朝鮮の妓生との比較研究に興味を持っています。
このテーマに関心を持ったきっかけは、人々の生き方や価値観が歴史にどのように反映されているかに惹かれたことです。歴史を学ぶことは、過去に生きた人々の声を聴くこと、人々の生きた証を知ることだと思っています。時に複雑な文献や史料に向き合う大変さもありますが、2年次から履修出来る「外国史料を読む」などで、より専門的な内容を身につけながら、当時の人々の生活に迫る過程は非常に魅力的です。
学年を重ねることで、どのような成果、成長を遂げ、ステップアップできていますか。
「1年ごとに“成長を実感できる”仕組みがある!」
1年次ではオムニバス形式の講義で、日本史の通史を基礎から丁寧に学ぶことができ、知識の土台を築けました。2年次からは演習形式の授業が始まり、学術的な視点での考察やディスカッション、興味のある分野についての調査や発表を通して、考察する力や表現力も養うことができました。歴史を「知る」だけでなく「使う」「伝える」ための力を段階的に育めるカリキュラムは、この学科ならではの強みだと感じています。
研究室・ゼミではどのような活動を行っていますか。
「"今を生きるヒント"を歴史から学ぶ」
私が所属している中国近世史ゼミでは、唐代〜清代の妓女について研究を進めています。妓女の社会的立場や、当時の法制度・文化背景、朝鮮の妓生との比較を通じて、女性史・ジェンダー史的視点からも探究を深めています。
調査をしていく中で目の前の史実が、現代社会にも通じることを実感しました。この研究は、将来教育者として多様な視点を持つことにもつながると感じています。
将来のイメージ(卒業論文・卒業研究・就職・進学)についてお聞かせください。
将来は中学校・高等学校の社会科教員になることを目指しています。現在は教職課程を履修し、教育に関する知識と歴史の専門知識を同時に学んでいます。また、学習に困難を抱える子どもたちの支援にも関心があり、フリースクールなどでのボランティア活動も行っています。
卒業論文では、妓女制度の比較史的研究を通して、人間の尊厳や文化の多様性に迫る内容をまとめたいと考えています。
国士舘大学で学んだことで成し遂げられた夢、または必ず成し遂げたい夢を教えてください。
「歴史を伝える教育者になる」という夢を、本学での学びを通じて現実的な目標として捉えられるようになりました。今後は、自分が高校時代に出会った恩師のように、学ぶ楽しさを伝えられる社会科教員を目指し、わかりやすく心に残る授業ができるようになりたいと思っています。
国士舘大学をめざす受験生へのアドバイス、メッセージをお願いします。
「目指す未来へ。夢を“現実”に近づけてくれる場所」
どんなに辛い経験や遠回りをしても、それが自分の学びに繋がると実感できる場所が、この大学にはあります。基礎から専門的な内容までしっかり学べる安心感と、実践的な授業が揃っており、誰もが自信を持って勉強に取り組める空間です。「世のため人のために尽くす」という精神に共感する方、歴史に興味がある方、夢をあきらめたくない方、人の生きた証を学びたい方に、ぜひおすすめしたい大学です。
掲載情報は、2025年のものです。
