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2026.05.02

那須修ゼミの学生3人の交通安全講話案が「月刊交通2026年2月号」で紹介されました

法学部・那須修教授が「月刊交通2026年2月号」(東京法令出版)に寄稿し、掲載された「大学のゼミにおける交通安全講話作成の試みについて」と題した論文の中で、同ゼミ学生3人の交通安全講話案が紹介されました。
紹介された講話案は、法学部現代ビジネス法学科3年の池田杏樹さんの「わき見運転、ながら運転による事故を減らすために」、同学科3年の宿谷晃平さんの「自転車の安全な乗り方」、同学科3年の石塚太一さんの「茨城県における交通死亡事故の原因と二輪車事故防止のために」でした。

取組みの経緯

那須教授は、平成2年4月に警察庁入庁後、警察大学校交通教養部長、香川県警察本部長、関東管区警察学校長等のポストを歴任し、令和8年4月から本学法学部現代ビジネス法学科教授として勤務しています。同教授は、警察大学校交通教養部長および関東管区警察学校長を務めていた当時、それぞれの学校の入校生である警察官に対し、交通安全講話の作成を指導し、その中から優秀作品を選んで、編著者等として、「交通安全講話事例集PARTⅠ~Ⅳ」(東京法令出版)の発刊に携わってきました。
そして、今般、「交通安全教育は、ひとり警察のみによってなされるものではなく、多様な主体によって多角的になされなければならない」という従前からの信念に基づいて、本学法学部の同教授のゼミにおいて、ゼミ生に対し交通安全講話の作成を指導し、その上で、広く世に紹介できると確信した作品について、部外の雑誌である「月刊交通」誌上で紹介することとしたものです。
同教授のゼミにおいては、今後は、交通に限らず、個々のゼミ生の希望に応じた形で、社会に貢献する情報発信を可能とするような指導教育をさらに展開することとしています。

学生の感想および今後に向けての抱負

講話案を作成した学生の感想および今後に向けての抱負等(抜粋)は、次のとおりです。


○ 池田杏樹さん「わき見運転、ながら運転による事故を減らすために」
自分の考えが文字として客観化されたことで、最初は自分の拙い文章で大丈夫かと不安でした。しかし実際に読んでくださった方々から凄く分かりやすいなどの感想をいただき、うれしかったです。
私の文を読んでくださった方が、「少しなら大丈夫」という考えは危険だということを、実際に取り返しのつかない事態になる前に再認識していただければと思います。

○ 宿谷晃平さん「自転車の安全な乗り方」
今回の経験を通じて、情報を分かりやすく伝えることの重要性や、啓発活動の意義を改めて学ぶことができました。今後はこの経験を活かし、相手に伝わる説明の仕方を意識しながら、さまざまな場面で自分の考えを発信し、社会に役立つ行動につなげていきたいと考えています。

○ 石塚太一さん「茨城県における交通死亡事故の原因と二輪車事故防止のために」
実際に雑誌に掲載されることになり、自分の作成した内容が広く社会に発信されることに対して、強い責任感とともに大きな達成感を感じました。特に、自分の身近な地域に関する課題をテーマとしたことで、より現実的な問題として捉えながら取り組むことができました。また、専門的な内容を一般の読者にも分かりやすく伝えることの難しさを実感するとともに、表現の正確さや構成の工夫の重要性を改めて認識しました。このような経験は、自分の学習成果が社会と結びつく貴重な機会であったと感じています。

「月刊交通2026年2月号」(東京法令出版)

左から、石塚さん、宿谷さん、池田さん
左から、石塚さん、宿谷さん、池田さん