2026.06.22

【在学生の皆さんへ】生成AIの利用にあたって

近年、質問や作業の指示に応じて文章・画像・音声等を自動で生成するAIである「生成AI」が目覚ましいスピードで普及してきています。AI技術は今後ますます高度化し、社会で不可欠な技術となっていくものと予想されますが、同時に、それらAI技術の特徴や限界をよく理解した上で利活用を図っていくことがより強く求められてくるでしょう。

このような状況を踏まえ、国士舘大学では、学生の皆さん一人一人が安心して生成AIを利用し、適切に活用する資質・能力を身につけていけるよう、以下の通り学生向けに基本的な注意事項を策定いたしました。生成AIとどのように向き合っていくか、いま一度熟考し、主体的かつ創造的な学びへと活かしていくことを求めます。

<基本的な注意事項>

(1)    生成AI利用時には、外部に公開されても問題のない情報のみを入力すること

・個人名や住所、電話番号など、外部に公開された場合に問題となるような個人情報を入力しないよう、十分に注意してください。意図せずプライバシーの侵害や情報の流出等につながる恐れがあります。

・生成AIのサービスにおいては、自身が入力したデータや生成によって得られた作成物がサービスの性能向上のために再利用されることがあります。一般的に、これを拒否する設定を行うことが可能である場合も多いため、まずは初期設定でどのような設定となっているのか、サービスの利用規約等の確認も含め、十分に注意してください。

(2)    著作権等の他者の権利を侵害することのないよう、注意を払うこと

・生成AIによって得られた文章や画像、音声等を利用(複製、アップロード等)する際には、既存の著作物に関する権利等を侵害することのないよう、十分に注意してください。例えば、著作権侵害にあたるかどうかは、生成AIによって生成されたものが既存の著作物とどれだけ似ているか(類似性)、知っていて参考にしたか(依拠性)といった点が重要になってきます。

(3)    授業での生成AIの利用の可否については、担当教員の指示に従うこと

・各授業において定められたルールに則り、情報の収集や内容の整理などを目的として生成AIを利活用すること自体は問題ありませんが、得られた結果を鵜呑みにせず、常にその真偽を確認する姿勢をもつようにしてください。

・レポートや論文の作成、オンデマンド授業における小テストへの回答などにおいて、担当教員が生成AIの使用を禁止しているにも関わらずこれを用いた場合、不正行為とみなされることがあります。

・生成AIの使用が許可されている場合であっても、一般的に、生成AIを利用したことやどのように利用したのか等の詳細も含め、明記しておくことが重要になります。授業の際は担当教員の指示に従い、また、研究活動においては関連する学術誌、学会等のルールを確認、遵守するようにしてください。

<参考資料>

総務省「生成AIはじめの一歩~生成AIの入門的な使い方と注意点~ ver1.0」
https://www.soumu.go.jp/use_the_internet_wisely/special/generativeai/

文部科学省「大学・高専における生成AIの教学面の取扱いについて(周知)」
https://www.mext.go.jp/content/20230714-mxt_senmon01-000030762_1.pdf


令和8年6月22日
国士舘大学  
学長 田原淳子