2023年07月22日
社会科教員のための地理ワークショップを開催しました
7月22日、国士舘大学地理学教室は「社会科教員のための地理ワークショップ」をメイプルセンチュリーホール5階第一会議室で開催しました。
新型コロナウイルスの影響により、4年ぶりの開催となった第20回を数える本ワークショップでは「アルプスの少女ハイジはどのように暮らしている?―スイスのブラタモリ的考察―」をテーマに、高等学校の「地理」、中学校の「社会」を担当する教諭ら約30人が参加しました。
ワークショップではスイス地誌を中心に、ヨーロッパアルプス地域の自然環境と人間の暮らしの関係について文学部教員2人による講演が行われました。
午前の部では佐々木明彦准教授による「アルプスの山はなぜ高いか」「スイスはなぜスキーリゾートなのか」の2講演が、午後の部では加藤幸治教授による「ハイジはなぜフランクフルトに行ったのか」「スイスの『大逆転』はどうして可能になった」の2講演が行われました。
スイスの地形やアルプスの少女ハイジと比較しながら、さまざまな論点から講演が行われ、講演終了後には参加者らの質疑応答に応じました。
講演を行う加藤教授
講演を行う佐々木准教授
講演を聞く参加者ら
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