ハンドボール部（女子）

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History クラブの歴史

ハンドボール部（女子）の歩み

ハンドボール部（女子）は、男子部創部間もない1966年に関東学生ハンドボール連盟に所属して活動していたが、1973年に部員不足のため廃部された。女子部の復活は1990年に一人の女子学生が体育学部に入学して男子部の監督に女子部の復活を願い出て「男子部の練習に一年間ついていけたら」との厳しい条件であったが、自身の夢の実現のため頑張り通して翌年に女子部の復活を成し遂げた。創部当初の男子部と同様に部員の確保が大きな問題であった。1991年の部員数は3人であり、試合などはできるはずもなく、公式試合に出たいとの思いでハンドボールの授業を見に行き、上手な学生に「ハンドボールの試合に出て欲しい」と頼み込んだり、他学部の学生に経験者がいないか探し回ったりした。このような努力の結果、協力者5人を確保して1991年秋に関東学生ハンドボール連盟にチーム登録して秋季2部リーグ戦から参戦した。1993年に高等学校での経験がある新入生6人が入部してようやく一般学生の力を借りることなく試合ができるようになった。1994年に関東学生春季リーグ戦２部で優勝し、入替戦にも勝利して1部昇格を果たしている。練習場の確保や部員の確保などの苦難も乗り越えて、過去２度の全日本学生選手権3位等の成績を上げている。卒業生の多くは実業団選手、中学校・高等学校教員、地域指導者となりハンドボール競技の強化と普及に努めている。また、実業団チームでの活躍を求めて就職した者の中にはその力量を評価されて日本代表選手として世界選手権大会やオリンピックアジア予選に出場した者や、ドイツやノルウェーでプロ契約選手やプロ契約のコーチをしている者がいる。

戦績