2022年06月17日
建築学系・位田ゼミナールの学生6人が受賞報告に訪れました
5月14日に開催された「もの・空間デザイン学生フォーラム」で審査員特別賞を受賞した、理工学部建築学系・位田達哉ゼミの中村春香さん、田附陽奈さん、荒木梨那さん、近藤拓弥さん、橋本遥さん、秋元毬那さん(すべて3年)6人が、6月16日に学長室を訪れ、佐藤圭一学長に受賞を報告しました。
6人は佐藤学長に対し、今回受賞した発表の概要をスライドを使って説明しました。2年次に「地域の人とのコミュニティスペースを作る」という設計課題に対して中村さんが設計した作品を基本に、6人で内容を詰めて発表につなげていった今作品は、内装建材をヘッドマウントディスプレイという新たな手法を取り入れながら検討し、より深みのある設計ができたといいます。近藤さんは「コロナを通して建築のあり方が時代とともに変化していくことを実感した」と話し、コロナ禍を踏まえた客観的で一貫したコンセプトが受賞につながりました。
佐藤学長は「私の専門は研究成果を文字で記すが、建築のように見える形で創り出す面白さを垣間見た。チームで作るときはぶつかり合うこともあるだろうが、意見を出し合ったからこそ良い作品ができたのだと思う。これからも積極的に取り組んでいってほしい」と激励しました。
その後6人は、大澤英雄理事長に受賞報告を行いました。大澤理事長は「コロナを活用した独創的なアイデアが評価につながった。今後もより住みよい社会にするため、自身の考えに広がりをもたせていってほしい」と言葉をかけ、歓談しました。
佐藤学長にスライドを使って発表概要を説明
佐藤学長から記念品を受け取る中村さん
大澤理事長と歓談する学生ら
