2021年12月17日
こどもスポーツ教育学科が海外交流プログラムを開催しました
体育学部こどもスポーツ教育学科は12月8日、Bestie Project(海外交流)を開催しました。
Bestie Projectとは、将来教員を志すこどもスポーツ教育学科の学生が、外国語学習の動機付けや日本および諸外国の文化・生活習慣等に興味関心をもつ契機とすることを目的に、海外の学校とオンライン交流をはかる取り組みです。
現在は、オーストラリアにあるウィルソン・プライマリー・スクールという幼児・児童約300人の私立小学校と交流しています。
今回は「箏の演奏」をテーマに、こどもスポーツ教育学科の学生13人が、箏曲家である釣谷真弓講師の指導のもと箏について教えるオンライン交流に臨みました。
学生が英語を用いてクイズ形式による箏の説明をしたあと、釣谷講師によるクリスマスソングの箏演奏を披露すると、オーストラリアのこどもたちは笑顔を見せながら演奏を楽しみました。続けて学生が、日本の伝統的な歌曲である「さくら」を箏の演奏と合唱とで披露すると、興味津々の様子で真剣に耳を傾けていました。最後に画面越しに記念撮影を行い、終始和やかな雰囲気の中終了しました。
プロジェクトリーダーとして今回活動した藤田麗奈さん(3年)は「日本の伝統的な楽器やその音、特徴をいかにわかりやすく伝えられるか試行錯誤して臨んだが、現地の子どもたちや先生方からもう一度聞きたいと言っていただくなど、一緒に楽しみ、温かい時間に包まれてとても充実した交流となった」と笑顔で話し、早くも次回の交流が待ち遠しい様子でした。
- 「さくら」の演奏を披露する学生ら
- 箏の説明をする学生
- 釣谷講師が着物も披露しました
- クイズを出題する学生