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2020年08月11日

【国士舘アスリートたちの今「それでも前へ、上へ」③】山本里佳監督インタビュー(新体操)

スポ魂サイトマネージャ

新型コロナウイルスの収束が見えず、ほとんどの試合や大会が中止や延期を余儀なくされた2020年上半期。しかしそんな状況を前向きに受け止め、「少しでも前へ」という意識を持ち続けているアスリートが本学にも大勢います。この企画では、本学に所属するアスリート・指導者・学生に書面を通じて取材を行い、自粛期間をどのように過ごし、何を思ったのか、そしてこの先に何を見出したかについて伺います。

<2020年6月、書面によるインタビュー>

■コロナ禍の受け止め

私自身のこれまでの人生の歩みと、これからの生き方を考え、そして自分の欠点と向き合う良い機会になりました。自分と深く向き合う時間をいただけたと受け止めています。

■自粛期間中に感じたこと 

本学新体操部の選手や保護者の皆さまとは毎日、オンラインでつながることができました。海外の審判や友人とも頻繁に連絡を取り、互いの現状を報告し合ったり、研究の手伝いをしたり、昔話に花を咲かせたりしました。
私たちは日ごろから恵まれた環境にあります。そのことに改めて気づいただけでなく、こんなにたくさんの選手が全国から集まってきてくれているということ、私を信頼して人生の大切な4年間を預けてくださる保護者の皆さまがいらっしゃるということも再認識し、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

■自主的な新体操部の選手たち

選手には個人でできるトレーニングを指示していましたが、彼女たちは指示以上のことをしてくれました。例えば、各グループのリーダーを中心にしてLINEで遠隔練習してねと指示すると、毎日どのグループもうれしそうに練習している動画を送ってくれました。それを新体操部のYouTubeチャンネルで公開する提案をしたところ、選手たちが自主的に「この事態で苦しんでいる人たちを励ます動画を作りたい」と話し合い、競技の枠を超えて広く皆さんに訴えかけるメッセージ動画を作ってくれたのです。こうした素晴らしい選手たちを指導できていることを、とても誇りに思いました。

自粛期間中に意識していたのは、週に1回、ナショナルチーム所属者も含め各学年の選手たちとLINEのビデオ通話で話す機会を持つことです。保護者の皆さまとも頻繁に連絡を取ることを心掛けていました。

■重要なのは「どうとらえるか」

現況について、必ずしも逆境だとは思っていません。けがを治す時間や家族全員と過ごせる大事な時間ととらえ、新体操への情熱を改めて実感した選手も大勢います。
いま私が伝えたいことは、どんなことでも「どうとらえるか」が最も重要だということです。今回のことも「悪影響」ととらえるのか、「さらに向上するための時間をもらえた」というとらえ方をするのかで、その後が大きく変わります。私たちは絶対に後者です。ネガティブな言葉はポジティブな言葉より、時には影響力があります。そのようなことには惑わされないで、自分の道を進むことが大切です。共に自分の道を信じ、前に進み続けていきましょう。

プロフィール

山本里佳(やまもと・りか)

・体育学部准教授

・東京女子体育大学卒

・日本ナショナルチーム団体コーチなどを経て2011年より本学女子新体操部監督

 

 

◆国士舘アスリートたちの今「それでも前へ、上へ」 全3回

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