2023年09月14日
国立歴史民俗博物館で2年生の学外研修を行いました(考古・日本史学コース)
9月14日に、2年生の学外研修「国立歴史民俗博物館で卒論テーマについて考えるワークショップ」を行いました。
日本の歴史や文化に対する知識を深め、卒業論文のテーマとその研究作業を行うゼミの選択を考えることを目的に、最新の研究成果に基く展示で日本の歴史と民俗、そして考古学を総合的に学び、体感できる博物館として知られる千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館の常設展示室を見学しました。学生は班に分かれて、引率教員の解説を聴いたり、ワークブックにコメントを記入したり、班員と意見を交換したりしながら、先史・古代から現代に至る展示を見学しました。さらにその後講堂に集まり、気になった点など観察結果について班内で検討し、最後に班の代表による観察結果の発表会を行いました。
参加した学生からは、「大学での講義で学んだ史料の実物を見ることができたり、解説があったりして日本史への理解が深まりました。」「展示物に関しての説明がとても細かく、読んでいて興味を惹かれました。」「今まであまり関心がなかった一般民衆の生活について興味を持ちました。」「他の班の発表を聞いて、自分とは異なる着眼点から展示を見ていたところが興味深かったです。」「卒論のテーマ探しの参考になりました。」といった感想が聞かれ、歴史学と考古学に関する知識を深め、卒業論文のテーマについて考えるよい機会になったことが窺えました。
学外研修ワークブック 表紙
国立歴史民俗博物館入口にて
展示を見て話し合う学生ら
展示に見入る学生らの様子
教員の解説を聴く学生ら
展示を見て作業をする様子