2021年03月02日
文学部教員によるショートエッセイを公開中です(3月2日更新)
リレーエッセイ企画として、文学部の専任教員によるショートエッセイを週2回(火・金)更新しています。
本企画では、「私と学生」をテーマに各教員が「どんな専門なのか」「何が勉強できるのか」といった内容に加え、受験生の皆さんへのメッセージをショートエッセイとして執筆しています。
教育学科 教育学コース
自ら学ぶ学生の姿に学ぶ
川本 哲也(かわもと てつや)講師
(専門分野:教育心理学、社会心理学)
私自身が大学を卒業して10年以上が経ちました。学生だった頃の私は、学業よりもアルバイトを優先してしまっているような学生でした。アルバイトでの経験がきっかけで、大学で学ぶ内容を変えてしまったほどです。もともとは生物学を学んでいましたが、気づいたら教育心理学を学ぶようになっていました。
学生を指導する立場になり、さまざまな授業で学生と関わる中で、学生一人一人が自分の興味や関心に基づき、さまざまなことに意欲的に取り組む姿を目にするようになりました。授業での学びに一生懸命取り組む学生もいれば、ボランティアなどの課外活動に熱心な学生もいます。ただその姿は、皆とてもしっかりとしています。「主体性」や「探求的な態度」という学びにおいて重要な要素が、自ら学ぶ中で自然と身についていっているのがうかがわれます。そのような学生の姿は、大学での学びは必ずしも授業だけで得られるものではないと、私に気づかせてくれたと思っています。
教育学科 初等教育コース
元気の子
佐々木 浩(ささき ひろし)准教授(専門分野:体育、身体教育学)
私の研究室では、よい体育授業について実践研究しています。また、バランスボールを使った実技も行っています。研究室の学生たちはみなバイタリティにあふれ元気です。まさに子供たちに元気を与える「元気の子」の集まりです。そんな彼らから私も元気をもらっています。今年はコロナ禍の影響で実施できませんでしたが、毎年研修旅行ではスキー・スノボを行っています。私もこの年でスノボデビューをしましたが、ゼミ生たちに元気をもらいながら楽しく過ごせました。やっぱり、元気があれば何でもできる!
2019学外研修「湯沢高原」
研究室ホワイトボード