2023年08月05日
公益財団法人「東洋文庫」で学外研修を行いました(考古・日本史学コース)
8月2日に、日本古代史ゼミ(仁藤智子ゼミ)・日本近代史ゼミ(齊藤紅葉ゼミ)・中国近世史ゼミ(小川快之ゼミ)合同の学外研修「東洋文庫で東洋学の史・資料の世界に触れるワークショップ」を行いました。
世界的に知られる東洋学専門の図書館兼研究所である東洋文庫で、一般には非公開の書庫とミュージアムで開催中の「東洋の医・健・美」展の見学をしました。
最初に東洋文庫の研究部課長の相原佳之氏から東洋文庫について説明を受けた後、書庫では東洋文庫研究員である小川教授の案内で、貴重な収蔵物(河口慧海将来写本チベット大蔵経や南京条約図、モリソン文庫の日露戦争関係の資料など)を閲覧しました。解説つきワークブックも作成して見学の際に活用しました。
そして最後に、グループごとに研修の成果を発表し、参加者全員で意見交換をしました。参加した学生からは「日本史を含めた東洋の歴史を知る上でとても良い経験になりました。」「展示物の中には、中国の古典劇、清朝の時代劇によく出てくるものがたくさんあり、実物を見ることができて、本当に面白かったです。」「たくさんの史・資料を見ることができました。気になる点が様々出てきましたが、それを解決・知るところまでできると、より良いと感じました。」といった感想が聞かれ、東洋学や歴史学への興味を高めるよい機会になったことが窺えました。
仁藤ゼミ
齊藤ゼミ
小川ゼミ
相原氏の説明を聞く学生ら
ミュージアムのモリソン書庫
ワークブック表紙