2022年07月04日
卒業生紹介(日本文学・文化コース)№7
日本文学・文化コースでは、ほぼ毎年、公務員試験の合格者を出しています。2021年度は2人が公務員試験に合格しました。今回はそのうちの1人を紹介します。
松本琉さんは2022年3月に卒業し、4月から埼玉県庁に勤務しています。指導教員であった松野敏之教授に松本さんについて聞くと、「将来を見据えて3年生から毎週定期的に公務員試験対策講座に出かけていた一方で、趣味のボードゲームをするのにも非常に熱心であった」ということで、勉強と遊びをきちんと両立させて、公務員試験合格を勝ち取ったことがわかりました。
そんな松本さんに、国士舘大学を受験した理由・入学してからの印象、日本文学・文化コースを受験した理由や、学生生活、公務員をめざしたきっかけ、公務員試験に受かるまでのことについて質問に答えてもらいました。
国士舘大学を受験した理由・入学してからの印象は?
国士舘大学は公務員就職に強いという話を聞いたので、受験しました。入学してからの印象は、先生方や先輩方が非常にフレンドリーで、気持ちよく大学生活を送れそうだという印象を持ちました。また、実際その通りに大学生活を送ることができました。
日本文学・文化コースを選んだ理由は?
もともと国語の授業が好きだったり、個人的にもよく日本の小説を読んだりしていたので、もっと見識を深められればと思い日本文学・文化コースを選びました。
大学の行事で一番印象的だったものは?
4年生での国文学会大会です。国文学会大会は、毎年、日本文学・文化コースで行われる行事で、各ゼミから1人ずつ選ばれた4年生が、卒業論文の中間発表をします。実際に4年生になった時には、発表者として参加することになり、大勢の人の前に立って発表するという経験が得られたことや、卒業論文のクオリティが向上したことなど、様々な良い影響を自分に与えてくれました。
ゼミ活動での思い出は?
真面目に卒業論文や課題には真剣に取り組みつつ、その合間にゼミの先生やメンバーと雑談をしていたことでしょうか。先生のお子さんの話などを聞いてみんなで楽しく話をしたり、友人たちと卒業論文や就職活動の愚痴を言いあったりしていました。コロナ禍で制限された活動でも楽しかったので、コロナ禍でなければさらに楽しかっただろうな……とも思います。
公務員をめざした時期・きっかけは?
大学に入る前から何となく公務員という職業に惹かれていましたが、具体的に公務員を目指そうと思ったのは、公務員試験対策講座の申し込みが始まった、大学3年生の時でした。
公務員試験の対策は何をしましたか?
3年生から4年生にかけて、国士舘大学で申し込んだ公務員試験対策講座に出席し、またそこで購入した教材でひたすら勉強しました。一次試験を通過した後は、面接対策に国士舘大学のキャリア形成支援センターを何度も利用しました。
以上、松本さんには、たくさん答えてもらい本当に感謝しています。受験生のみなさん、在学生の皆さんには、卒業生の経験として、参考にしていただければと思います。
文責:日本文学・文化コース 松野 彩