救急システム研究科修士課程2年の木村龍さんが、この度アメリカのラスベガスで開催されているEMS World EXPOの中のInternational EMS scientific symposium において9月11日に研究発表を行い、日本人ではじめて Best Clinical Awardを受賞しました。
研究発表内容は “First Touch Treatment for OHCA Patient Prognostic Comparison Using Propensity Score Matching Between Shock First and CPR First(ショックファーストとCPRファーストの傾向スコアマッチングを用いた院外心停止傷病者の予後比較)”というテーマです。
総務省消防庁からデータ提供を受けた救急蘇生統計データ(ウツタインデータ)を使用し、救急隊が院外心停止傷病者に接触した際に、電気ショックを先に行うか胸骨圧迫を先に実施するかについて予後を傾向スコアマッチングという手法を用いて統計解析用いて比較し、結果を発表したもので世界の救急隊の初期対応に大きな影響を与える発表です。
木村さんのコメント:
世界中の研究者の中から自分の研究が評価され、数千人の前で表彰を受けたことをとても光栄に思います。今後も国内外問わず、救急医療体制の発展に貢献していけるよう尽力していきます。
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EMS World EXPO:https://www.hmpglobalevents.com/emsworldexpo
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