2023年02月01日
理工学部の二井教授らが関わった「吉里吉里地区復興まちづくり」が土木学会デザイン賞2022の優秀賞を受賞しました
公益財団法人土木学会 景観・デザイン委員会が主催する「土木学会デザイン賞2022」において、本学理工学部まちづくり学系の二井昭佳教授、山田裕貴非常勤講師が関わった「吉里吉里地区復興まちづくり」が優秀賞を受賞しました。授賞式は1月21日、東京都新宿区の土木学会講堂にて行われ、会場では受賞作品のプレゼンテーションも行われました。
二井教授らは、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県大槌町吉里吉里地区の復興まちづくりにおいて、2011年から吉里吉里地区のコーディネーターとして地域住民や設計チームとともに復興計画に関わってきました。
本賞では、30件の審査対象作品に対し、一次選考会、現地調査、二次選考会が行われ、「最優秀賞」「優秀賞」「激励賞」の計17作品が選ばれました。
二井教授は受賞にあたり、「地域住民の皆さんをはじめ関係者の皆さんの、この10年の努力が評価されたことが大変嬉しい。復興計画では、単に防災力を高めるのではなく、そのまちらしさを引き出し、次世代に継承できるまちづくりを目指してきました。まちの中心部の公民館とまちの広場をはじめ、平穏な日常の光景がそこかしこで目に映る、『吉里吉里の風景』へと再生しつつあることを心から嬉しく思います。これからも吉里吉里地区を見守っていきたい」と想いを述べました。
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