経営学部

経営学部水師裕准教授担当の専門科目「流通」（旧科目名「流通と商業」）では定期的に外部講師を招いた講義を行っています。

6月8日には、株式会社小田急ＳＣディベロップメント・マーケティング推進部課長・吉澤歩美氏をお招きし、世田谷キャンパスにある国士舘大講堂で講義が行われました。

講義では、はじめに、同社が取り組むショッピングセンター事業の概要について紹介がありました。続いて、ショッピングセンター運営の変化についての解説や、今後求められる「未来型ショッピングセンター事業」についての説明がありました。

そのうえで、未来型ショッピングセンターの実現に向け「エキチカは、マチチカ・ヒトチカへ」という同社が掲げる「地域共生ステートメント」の詳細について紹介がありました。吉澤氏はこのステートメントに基づき、地域と共に目指す「ワクワクする持続可能な未来」が、エキからマチ、ヒトへと拡がっていく想いについて語りました。

さらに、吉澤氏は地域行政、企業、商店街、小学校や大学、NPO団体との連携など、同社の「地域共生」に関する取り組み事例について豊富に紹介し、最後に、今後の事業成長への施策についての解説で講義は終了しました。

担当教員の水師准教授は、「国士舘にとって身近な存在である小田急が鉄道事業以外にどのようなことを行っているか国士舘の学生に知ってもらいたい。そして、今回のテーマである地域に密着した商業施設がどのように展開され、地域に貢献しているのかを学んでもらいたい」「国を想い、世のため人のために尽くす国士舘の精神を今回の事例を通じて滋養してほしい」「今回の講義が、小田急と国士舘との絆づくりの一助となることを願う」と締め括りました。

（参考）

株式会社小田急ＳＣディベロップメントホームページ

/www.odakyu-scd.co.jp/