8月19日から21日にかけて、本学バレーボール部(男子)主催のフレンドリーマッチが開催され、高校や大学など16チームが集まり交流試合を行いました。
開催のきっかけは「感謝の気持ち」
開催のきっかけは、本学バレーボール部(男子)坂尾知昭監督の「高校の先生方に感謝の気持ちを示したい」という思いからでした。昨年度の全日本インカレで準優勝を果たした本学ですが、メンバーの多くは高校時代はいわゆるエリート選手ではなかったといいます。そんな中でも、チームや大学を信頼して選手を送ってくださった先生方に対して恩返しの場として、「高校生と大学生選手とのマッチアップ機会の創出」を立案しました。
これまで、本学の選手の出身高校との合宿を行っていた経緯はあったものの、日程の都合上で一部の高校としか交流できていない現状がありました。そこで、本学で試合・宿泊・食事の環境を整え、高校の指導者の先生方に改めて思いを伝えたところ、参加希望が殺到しました。結果、関東圏の高校や大学に加え、遠方は山形県の高校に至るまで合計16チームが参加する大規模の大会となりました。
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カテゴリを超えた交流の場へ
3日間の日程では、町田キャンパス第三体育館・第四体育館および近隣の日大三高を会場とし、総当たり形式で試合を行いました。本来、関東大学リーグ一部の大学と高校とが練習試合を行うことは多くない現状の中、組み合わせは高校・大学のカテゴリを関係なく構築しました。そうすることで、高校生にとっては一流選手の技術を体験できる機会となるほか、大学生にとっても高校生への指導や多くのチームとの試合を通して新たな自己発見などにもつながる双方win-winの関係となりました。「試合を通じて交流を図り、カテゴリを問わず学びや経験の場となる」それこそが、本大会の求めている姿でした。
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支える大学生にとっても学びに
本大会を支えるのは、総勢80人を数えるバレーボール部員一同。とくに奮闘したのは、運営面を全面的に担った主務やマネージャーらでした。上述した本学での合宿環境整備には、宿泊場所や食事の手配、試合組み合わせやタイムスケジュールなど多くの調整が必要でした。それらに対して、意見交換をしながら学内関係者との手続きに奔走し、当日は会場ごとの連携を行い、安全な試合環境を整えました。3日間を大きな事故なく終えた裏側には、これらを支えた学生たちがいました。担当したマネージャーは、「食事の調整に苦労しました。チームにとって朝食の有無や人数も異なるうえ、前日の急な変更などもあり大変でした。ただし、食事のときに高校生の笑顔をみたり、朝元気よくあいさつされることでとてもやりがいを感じることができました」と振り返ります。80人の部員数を誇る本学において、試合の審判を担当する学生やマネージャーなど、全部員がそれぞれの立場から大会に携わることで「バレーボールに対する感謝の気持ちを持ってほしい」という意図も込められていました。
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バレーボール界のさらなる発展を目指して
大会を終えた坂尾監督は、本大会を第0回大会と位置づけました。来年度に向け「中学生やジュニアなどの対象カテゴリ増加を視野に入れながら、全国各地から参加校を増やしバレーボール交流の起点になりたいです」と視野を広げます。その源には、「バレーボール界の発展」と「学生の経験値を増やしたい」という考えがありました。「一番の願いはバレーボール界の発展です。カテゴリや固定観念にとらわれず挑戦することで、バレーボールを通じた交流が深まり競技の発展につながると信じています。そして、これらの活動を経験した学生たちが、感謝の心を忘れない人間に育ってくれたらこれに勝るよろこびはありません」。
来年度の記念すべき第一回大会に向けて、バレーボール部(男子)の挑戦は始まったばかりです。
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参加者の声
「これだけ多くのチームと試合することは多くないのでよい刺激になりました。高校指導者の指導方法なども勉強になりました」(大学生)
「大学生の技術や力に圧倒されましたが、高校生同士の試合では気が付かないスキルやメンタリティを学ぶことができました」(高校生)
「食事も美味しく、よい環境で試合することができました。この大会で学んだことを今後のバレーボール人生や進路選択に生かしていきたいです」(高校生)
「複数の大学チームと試合することは滅多にない機会だから非常にありがたいです。生徒にとっては夢のような時間だったと思います」(高校指導者)
「宿泊や食事の環境を整えてもらい、指導者としては大変助かりました。とくに、ボリューム満点の食事は生徒にとって楽しみの一つになっていたと感じます。試合でもレベルの高いプレーに刺激をもらえましたし、生徒の進路選択の幅が広がる貴重な体験となりました」(高校指導者)