国士舘大学ローバークラブが昭和52年の発団から50年を迎え、7月12日に世田谷キャンパスの多目的ホールで記念式典を開催しました。式典には、日本ボーイスカウト東京連盟世田谷第25団の団員・卒団生のほか、来賓として世田谷区議会議長の石川ナオミ氏、ボーイスカウト日本連盟、同東京連盟、世田谷地区ボーイスカウト関係者らが参加しました。
学校法人国士舘理事長で世田谷第25団の瀬野隆団委員長は主催者としてあいさつに立ち、創部からの歴史を振り返りました。そして、スカウト精神と国士舘大学の教育目標との共通点を挙げたうえで、「青少年の健全育成と地域社会への貢献に、より一層の力を尽くしていく」と述べました。
式典では各種表彰も行われ、瀬野団委員長に対して、長年ボーイスカウト運動を通じ青少年の健全育成に寄与したとして、公益財団法人ボーイスカウト日本連盟から特別年功章五十年章が授与されました。
国士舘大学ローバークラブは昭和52年、社会貢献活動を求めるゼミ生らの声に突き動かされ、ボーイスカウト活動の経験のある瀬野政経学部教授(当時)と長谷川三雄同教授(現・国士舘大学名誉教授)が創部したクラブです。ローバーとは、ボーイスカウト活動をする18歳以上の青年からなるカテゴリで、東京連盟世田谷第25団のローバースカウト隊として、大学のクラブ名を「国士舘大学ローバークラブ」として活動を始めました。
世田谷第25団はその後、ビーバー、カブ、ボーイ、ベンチャーなどの年代別カテゴリも加え、大学ローバースカウト隊でありながら標準隊も編成している特色ある団として、地域団としての役割も果たしてきました。現在は、本学卒業生の古谷真一郎氏が団委員長代行となり、スカウト活動を支えています。
瀬野団委員長は創部当時を振り返り、「大学を辞めたいと吐露する学生に、何かできないかと始めたのがきっかけ。時には山に、時には自宅に連れていき、肩を突き合わせながら自然体験やボランティア活動などに取り組んだ。あの時、教え子たちが大学を辞めるという選択をせず、社会に送り出せてよかった」と話します。
世界でボーイスカウト活動をしているのは約5,700万人以上、日本でも約8万5,000人に及びます。世田谷第25団は新型コロナウイルスによる団員激減の危機を乗り越え、現在は約30人で活動しています。国士舘大学ローバークラブは学生約20人で構成され、毎週のスカウト活動に参加して小学生らの活動をサポートしたり、夏のキャンプを合同で実施したりと、世代間交流をしながら活動しています。国際交流や青少年育成に意義のある活動として、今後も活動を続けていきます。
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