news

2026.07.01

令和8年度全日本学生柔道優勝大会で男子が準優勝 3年ぶりの頂点へあと一歩及ばずも健闘

柔道部男子

体重無差別の7人制による男子団体戦で争う第75回全日本学生優勝大会が6月28日に日本武道館で行われ、本学は準優勝となりました。

2023年度大会以来3年ぶり8回目の優勝を目指す本学のチームスローガンは「国士舘」。このスローガンには、「これまでの強い国士舘を継承しつつ、自らの手で新しい国士舘を創り上げる」という学生の想いが込められています。

選手らは、スタンドで応援する仲間の思いも背負って畳にあがり、最後まで戦い抜きました。

団体戦登録メンバー

唐木 康大 (体育4年・国士舘高出身)
熊谷 涼也 (体育4年・大牟田高出身)
小島 京土 (体育4年・国士舘高出身)
竹市 裕亮 (体育4年・大牟田高出身)
長谷川 鼓白(体育4年・木更津総合高出身)
横手 和輝 (体育4年・国士舘高出身)
吉田 龍真 (体育4年・北海高出身)
川端 倖明 (体育3年・国士舘高出身)
畠山 凱  (体育3年・国士舘高出身)
工藤 瑠希 (体育3年・作陽学園高出身)
三木 望夢 (体育3年・大牟田高出身)
山本 由聖 (体育2年・国士舘高出身)

山本選手
山本選手

天理大学戦(3回戦)

大会初日の中京大学戦を7-0の大勝で終えた本学は、昨年度準優勝校の天理大学と対戦しました。
大会屈指の好カードに注目が集まる中、勢いをつけたのは先鋒・山本選手。息詰まる攻防戦の中、小外掛で技ありを奪い、貴重な先取点を手にしました。その後は、中堅・熊谷選手が背負投げによる技あり、三将・工藤選手が払腰と大内返しで有効を奪い、それぞれ優勢勝ちを収めました。大将の横手選手こそ相手の強豪選手に敗れたものの、3-1で快勝し幸先のよいスタートを切りました。

三木選手
三木選手

日本体育大学戦(4回戦)

天理大学戦に勝利し、勢いに乗る本学の対戦相手は日本体育大学。両チームのベンチや応援席も盛り上がり、会場の熱気がさらに増していきます。初戦からオーダーを変更した本学は、またも山本選手が活躍。次鋒戦で寝技を駆使した合わせ技一本を決め団体戦の流れを手繰り寄せます。その後は1-1の展開となり、三将・三木選手が残り15秒で合わせ技一本を決め値千金の勝利。副将・畠山選手と大将・横手選手も引き分けに持ち込み、2-1の僅差ながら勝利しました。

寝技で勝利を収めた横手選手
寝技で勝利を収めた横手選手

中央大学戦(準々決勝)

準々決勝は2024年度大会で黒星を喫した中央大学との対戦となりました。次鋒・横手選手が切れ味鋭い大内刈りからの袈裟固めで合わせ技一本を決め、チームを湧き立てます。さらに、チームに勢いをもたらしたのは中央大学戦からオーダーに名を連ねた主将・竹市選手でした。体重無差別で戦う本大会では、73kg級が主戦場の竹市選手は不利とされています。しかし、軽量級ならではの試合巧者ぶりを生かし、100kg級の選手相手に渾身の隅返しを決めて優勢勝ちを収めました。主将の勝利で勢いづいた本学は、副将・工藤選手と大将・畠山選手も勝利し、4-0で準決勝に駒を進めました。

東海大学戦(準決勝)

準決勝の相手は、本大会最多27回の優勝を誇る東海大学。過去には、2022・2023年度大会で歴史に残る死闘を演じ、5月の東京都学生柔道優勝大会でも惜敗したライバル校です。
試合前には、スタンドの国士舘応援席からも会場を席巻する大声援が送られ、観客の視線は一気に両大学へと注がれました。
先鋒戦では、主将の竹市選手が出場し、準々決勝と同様に体重差に臆することなく積極的に技をしかけ粘りの引き分けに持ち込みます。均衡を破ったのは、次鋒・工藤選手。互いに技の応酬となる試合展開の中、相手選手が背負い投げから戻ったわずかな隙をついた小外刈で有効を奪い、優勢勝ちを手にしました。工藤選手の勝利で勢いづいた本学は、畠山選手・三木選手・山本選手がいずれも寝技で3連勝。「寝技の国士舘」を体現する気迫の柔道で完全に流れを引き寄せます。その後、副将・熊谷選手が超大学級の選手に惜敗したものの、大将・横手選手がチームの熱量を取り戻す豪快な裏投げで一本をもぎ取り、5-1の完勝。ライバル校に勝利する最高のかたちで頂点への挑戦権を手にしました。

先鋒戦に挑む主将の竹市選手
先鋒戦に挑む主将の竹市選手
次鋒戦で勝利した工藤選手
次鋒戦で勝利した工藤選手
果敢に攻める熊谷選手
果敢に攻める熊谷選手
横手選手の一本勝ちで盛り上げる一同
横手選手の一本勝ちで盛り上がる一同

明治大学戦(決勝)

決勝戦で待ち構えたのは東京都学生柔道優勝大会の優勝校である明治大学。本学応援スタンドの部員一同が斉唱する国士舘舘歌が会場全体に響き渡り、選手たちのボルテージは最高潮に達しました。
3年ぶりの優勝を目指す本学と、25年ぶりの優勝を目指す明治大学との死闘が幕を開けました。

本学は、主将の竹市選手が先鋒戦で粘り強い戦いを展開するも、残り4秒で決められた小内刈りで敗戦。しかし、ここで相手に勢いを渡さないのが今年の本学柔道部。次鋒の畠山選手が、鮮やかな支え釣り込み足による技ありで優勢勝ちし、1-1のイーブンに持ち込みます。勝負の三将戦では、熊谷選手が100kg超級らしからぬ素早い柔道を展開するも、相手の内股巻込に惜しくも返せず一本負けを喫します。その後、引き分けが続き勝負は大将戦へ。内容差を考慮すると一本勝ち以上が求められる展開で畳にあがったのは三木選手。一本勝ちを目指して果敢に攻めるも、残り時間わずかのところで大外刈りを返され敗戦。1-3で敗れ、惜しくも団体優勝を逃しました。

畠山選手
畠山選手
スタンドから大声援を送る部員一同
スタンドから大声援を送る部員一同
畳にあがる選手ら
畳にあがる選手ら
悔し涙を流す選手ら
悔し涙を流す選手ら

試合を終えた選手らは、大粒の悔し涙を流し畳から起き上がることができませんでした。
しかし、数々の試練を乗り越え最後まであきらめずに戦い抜く選手の姿、仲間を思い会場中に国士舘の応援を轟かすその姿は、柔道ファンに「国士舘柔道」の真髄を印象付けたに違いありません。

本学男子柔道部の目標は「日本一」。11月の全日本学生柔道体重別団体優勝大会で「日本一」を成し遂げるために、本学男子柔道部はこれからも戦い続けます。

塘内将彦監督のコメント

ノーシードの厳しい戦いの中、選手たちは本当によく戦ってくれました。選手たちが戦い抜くことができたのも、サポートしてくれた部員たちの支えがあったからだと強く感じています。11月の体重別団体では、軽・中量級を含めたまさに大学としての総力戦となります。必ず優勝できるよう、指導者・学生一体となって精進していきますので、ご声援をよろしくお願いいたします。

詳細は、全日本学生柔道連盟ホームページをご覧ください。