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2025.11.20

第99回関東大学サッカーリーグ戦で準優勝

サッカー部男子

11月16日、JR東日本カップ2025第99回関東大学サッカーリーグ戦1部が閉幕し、本学は15勝4敗3分勝点48の成績で準優勝に輝きました。

同日、味の素フィールド西が丘で行われたリーグ最終節では前期に敗北を喫した明治大学と因縁の対戦。

試合開始直後から、須藤太一選手(体育4年)らFW陣の積極的な攻撃でペースを掴むと、19分に小西修斗選手(同3年)のゴールで先制。「あの形でパスをもらえたら決める自信しかなかった」と振り返るコンビネーションプレーからの得点が決まり、1-0で前半を折り返します。

ピッチに立つ選手ら
スタンドから熱い声援を送るチームメイト
果敢に攻める須藤選手
スタンドの仲間とともに先制点をよろこぶ井野佑優選手

後半開始早々、明治大学に主導権を握られる苦しい展開となり、DFの要である川原颯斗選手(同4年)らが懸命なディフェンスを見せるも同点に追いつかれます。流れを変えたい本学は、ここで皆川春輝選手(同2年)を投入します。「ベンチスタートであったが常にいける準備はしていた。自分が誰より声を出してチームを鼓舞したかった」という言葉通りに躍動。激しい攻防の中、主将の吉岡優輝選手(同4年)が素早いドリブルで突破口を開くと、右サイドからのパスを受けた皆川選手が「練習からイメージしていた」という会心のシュートを決め、勝ち越しに成功します。

さらに、攻撃の手を緩めない本学は、高柳英二郎選手(同4年)からのアシストを受けた田中祉同選手(同4年)の弾丸シュートがさく裂。3-1で勝利し、最終節を白星で締めくくりました。

本学は、優勝した筑波大学にわずかに及ばず25年ぶりの優勝こそならなかったものの、得点王に輝いた本間凜選手(同3年)、アシスト王に輝いた田中選手を筆頭にリーグトップの得点数を誇る「攻めの国士舘」を体現し、最後まで健闘しました。

アシストする高柳選手
勝ち越しシュートを決める皆川選手
チーム一丸での勝利を喜び合う
熱い声援を送ったチームメイトに挨拶するをメンバー

試合後のミーティングで監督・コーチ陣は、「熱い思いをもって戦う4年生の姿勢はリーグ戦を通じてチーム全体に浸透している。準優勝という結果を忘れず、感謝の気持ちを胸にチーム全員で日本一のタイトルを獲りにいこう」と選手らを鼓舞しました。

選手一同から聞かれたのは「悔しい」の言葉と「無冠で終わっていい年ではない」という想い。受け継がれてきたサッカー部の伝統を胸に、故大澤英雄前理事長(サッカー部初代主将・元監督)と故村岡幸彦名誉教授(元部長)に日本一の吉報を届けるため、国士舘イレブンの戦いは最高峰の舞台へと続いていきます。

全日本大学サッカートーナメントは、12月6日に開幕し、初戦は13日の福岡大学戦を予定しています。

吉岡主将のコメント

今シーズンは、どの選手が出場しても組織的なサッカーができるよう、常に目標を共有しながらやってきました。リーグ準優勝という結果には誰一人として満足していません。このチームでプレーできる残り数試合、何が何でも日本一のタイトルを獲れるよう、全身全霊で戦い抜きます。

サッカー部一同で集合写真

詳細は一般財団法人関東大学サッカー連盟オフィシャルサイトをご覧ください