2023年01月17日
カンボジアで救急医療従事者対象のワークショップを開催しました
独立行政法人国際協力機構(JICA)の草の根技術協力事業「カンボジア救急医療に関する人材育成体制強化プロジェクト」の一環で、昨年12月24日から30日にかけて防災・救急救助総合研究所の研究員3人がカンボジアを訪れ、救急医療従事者を主な対象としたワークショップを行いました。
プノンペン・国立クメールソビエト友好病院で行われた3日間のワークショップには、医師や看護師など延べ43人が参加。心肺蘇生トレーニング、止血や徒手搬送などの手技トレーニング、スポーツ競技中の応急救護についての講義などを行い、最終日にはシナリオを用いた想定訓練を実施しました。
本プロジェクトは、カンボジアにおける救急医療人材の開発・強化を目的としたJICAの草の根技術協力事業として昨年3月からスタートしたもので、今後も現地での指導者育成などを通して、持続可能な救急医療人材育成体制の整備に貢献していきます。