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2022年09月26日

持続可能な開発のためのスポーツ国際プロジェクト東京研修会に本学学生・教職員が参加しました

持続可能な開発のためのスポーツ国際プロジェクト東京研修会が、9月8日~14日まで東京・渋谷の国立オリンピック記念青少年総合センターで行われ、本学のほか、ENGSO Youth(欧州非政府スポーツ機構青少年部門)、ハンガリー体育大学(ハンガリー)、セネガル・オリンピック・スポーツ委員会(セネガル)、スポーツ・アンド・シティズンシップ(フランス)の5団体・約40人が参加しました。

 

本研修は東京2020大会を開催した日本、パリ2024大会を控えるフランス、2026年にダカールでユースオリンピックを開催するセネガルの各国が参加。オリンピック開催都市をつなぎ、SDGsに対してスポーツがいかに貢献できるかをテーマに若手の指導者育成として研修が行われ、講義や施設見学、グループディスカッション、チームビルディングなどのさまざまな活動で学びを深めました。

 

日本から参加したのは、文学部の郡司菜津美准教授、体育学部の松島良豪助教、理工学部教務助手の田中宏樹さん、大学院スポーツシステム研究科修士1年の幸田柚夏さん、文学部教育学科4年の永吉風太さん、職員の小俣夏乃さんの6人。また、体育学部の田原淳子教授(リーダー)、文学部の細越淳二教授(サブリーダー)、国士舘スポーツプロモーションセンター職員らがサポートメンバーとして研修会を支えました。

 

グループディスカッションでは、「SDGsの定義」「メガスポーツイベントによる社会貢献への取り組み」「ユースオリンピックによる社会への影響」などのさまざまな議題について話し合いました。国や競技ごとでSDGsにアプローチできる取り組みや戦略について提案し、スポーツをすることでユースアスリートがどのような影響を受け、何を学ぶことができるのか考えるなどして、スポーツを教育的、文化的、人間的、実践的視点から捉え、社会貢献に向けたアイデアを共有しました。

 

施設見学では、国立競技場や日本オリンピックミュージアムを訪れ、オリンピック会場の雰囲気に触れながらオリンピックの歴史を学びました。また、明治神宮にも訪れ、参拝やおみくじなどで日本の文化を体感していました。

 

期間中は、各国の文化紹介を通した交流も行われ、日本チームは日本文化を映像とともに紹介。箸を使用した豆渡しゲームで盛り上がった後、法被を着用しソーラン節に合わせた踊りを披露しました。最後には、参加者全員でソーラン節を踊り交流を深めました。

 

13日には本学世田谷キャンパスを訪れ、国登録有形文化財でもある国士舘大講堂を見学した後、メイプルセンチュリーホール5階会議室で修了式が行われ、参加者全員に修了証書が手渡されました。修了式後には、国士舘高等学校・中学校の柔道部、剣道部の練習を見学し、日本の伝統的な武道を肌で感じる機会となりました。

 

参加者からは「国籍、人種、性別、宗教、経験を超えた新しいつながりを得られたことが本当にうれしい。私たちの活動がこれからの国際社会の縮図であってほしいと願うと同時に、一歩ずつ前に進んでいく国際社会の一部になれたのではないかと感じた」「スポーツは国境を越えると感じた。それぞれのスポーツの特徴を生かしたSDGsの取り組みについて共有できて良かった」「8ヵ国もの国籍の参加者が集った本研修では、どの場面でも全員が互いを尊重し、支え合っていた。今回の学びを社会に還元できるよう、自分にできることから始めたい」など、本研修での出会いを喜ぶとともに、自身の今後の活動への意気込みが聞かれました。

 

本プロジェクトは、持続可能社会の創造を目標に、若年者に向けたスポーツと教育に関するプラットフォーム構築などを図るため2020年にスタートし、本学はアジアで唯一の参加団体となります。5月にセネガルで行われた交流会に続き、今回は本校が幹事となり東京研修会を開催しました。

参加者全員で記念撮影(本学世田谷キャンパス)参加者全員で記念撮影(本学世田谷キャンパス)
  • グループワークグループワーク
  • プレゼンテーションプレゼンテーション
  • 郡司准教授による東京2020大会ボランティア活動の紹介郡司准教授による東京2020大会ボランティア活動の紹介
  • 日本オリンピックミュージアムで集合写真日本オリンピックミュージアムで集合写真
  • 田原教授田原教授
  • 国立競技場のトラックを走る参加者国立競技場のトラックを走る参加者
  • 細越教授によるスポーツを通じたチームビルディング細越教授によるスポーツを通じたチームビルディング
  • 修了式修了式
  • 高校柔道部の練習を見学高校柔道部の練習を見学
  • 日本チームによる文化紹介日本チームによる文化紹介
  • 参加者全員でソーラン節を踊り盛り上がる参加者全員でソーラン節を踊り盛り上がる
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