政経学部

政経学部の赤石秀之講師・佐藤恵教授・柴田怜准教授の基礎ゼミナールに所属する２年生約50人が、６月中旬から１カ月にわたり、課題解決型授業として、ＳＤＧｓプロジェクト「目指せ食品ロス・ゼロ！ミッション㏌国士舘大学」に取り組みました。

本プロジェクトは、株式会社Ｇ―Ｐｌａｃｅが開発した自治体連携型フードシェアリングサービス「タベスケ」の課題解決への取り組みを検討するために実施された共同プロジェクトです。

初回には、企業の担当者による説明会が行われ、食品ロスの現状とサービス概要、ユーザー使用率や出品の継続性などの課題が提示されました。学生は期間中、グループに分かれてさまざまな視点から調査・分析を行い、解決策を検討しました。

７月12日には、文京区・世田谷区・江戸川区の３つの自治体を招き、３ゼミ合同で発表会が行われ、「業界他社と比較してSNSのフォロワーが少ない」「サービス利用の利点を実感することが重要」などの分析のもと、ＳＮＳ活用による認知度の向上や協力店によるイベントの実施など、学生の視点で多様な戦略案が提案されました。

発表後、担当者は「我々がやりたいことを具体的に示してくれた。活用できるよう会社で検討するので楽しみにしていてほしい」と本プロジェクトの成果と今後の期待を述べ、１ヵ月のプロジェクトを締めくくりました。