政経学部

11月6日、日・タイ経済協力協会、タイ王国大使館、国士舘大学政経学会の主催で「内閣改造後のタイの経済政策～東部経済回廊（EEC）と重要産業の進捗～」と題する日・タイ経済協力ウェビナーが実施され、本学政経学会を代表して政経学部の助川成也教授がモデレーターを務めました。このオンラインセミナーは、タイの政府機関とZoomで繋いで行われ、日タイ同時通訳で行われました。

当日はシントーン駐日タイ大使によるあいさつの後、助川教授がまずこのウェビナーが開催された背景について参加した本学学生にもわかりやすく解説し、問題提起を行いました。
その後、東部経済回廊（EEC）特別顧問のシハサック・プアンゲッゲオ氏による「コロナ禍と内閣改造のEECへの影響」、タイ工業省産業経済局ノッパマート部長による「タイランド4.0の重要産業と進捗・展望」と題する講演が行われ、コロナ禍におけるEECなどの経済政策の方向性や重点政策、内閣改造の影響などの最新状況について話がなされました。

本セミナーは、新型コロナウイルスと政権与党の内紛、反政府抗議活動の活発化を受け、不透明感が漂うタイ情勢に不安を覚える企業からの声を受けて開催されたもので、日・タイ経済協力協会と国士舘大学政経学会がタイ大使館と連携し、実現しました。タイからの報告者以外は助川教授を含めて全員が東京のタイ王国大使館に集まり、シントーン駐日タイ大使も出席しました。