21世紀アジア学部

21世紀アジア学部の鈴木敦子研究室は、地域社会との連携を深め、スポーツマネジメントを活用した貢献を目的に、東京ヴェルディ女子ホッケーチームとの共同プロジェクトを実施しました。

本プロジェクトは、東京ヴェルディ女子ホッケーチームのホームゲームに焦点を当て、国内リーグの認知度と市場規模を拡大することを目的とし、8月5日から6日にかけて東京・大井ホッケー競技場で女子フィールドホッケーの普及と成長を目的とした調査を実施しました。

調査では、試合の前後に訪れた200名の観客に対して、紙とグーグルフォームの２つの方法でアンケートを実施。有効回答率は97.5%と高く、分析においても信頼性が確保され、データ分析では、観客が女子ホッケーに対して肯定的な認識と高い期待を持っていることが確認されました。また、研究チームが会場に設置した国士舘大学調査ブースでは、関係者や会場に訪れていた卒業生からも活動に対する強い関心の声が寄せられました。

調査後の10月18日には、プロジェクトの報告会が品川区役所で行われ、区役所の職員の方々より高い評価を受けました。

プロジェクトを終え鈴木研究室は、「今後もスポーツマネジメントにおける研究を通じて、地域や競技団体に貢献することを目指している。特に、女子スポーツの普及と成長は、地域社会や国内でのスポーツの評価と発展において重要なステップだと考えている。これからも継続的な調査と研究でより一層の社会貢献を目指していく」と今後に向けての意気込みを語りました。