競泳の国際大会、ジャパンオープン2024が東京アクアティクスセンターで開催され、政経学部3年の森拓海選手が、200m個人メドレーで優勝しました。
今シーズンの森選手は、9月に行われた全日本インカレで学生チャンピオンとなるなど好調を維持しており、昨年度の同大会で4位にとどまった雪辱を誓っていました。
大会当日、予選競技を3位で通過した森選手は、決勝競技では150m付近でトップに躍り出ると、そのまま他選手を寄せつけない泳ぎをみせ、自己ベストとなる1:57.71をマーク。日本水泳連盟が定めるインターナショナル選⼿標準記録Cを突破する記録で見事優勝しました。
試合後のインタビューで森選手は「優勝できたことはうれしいが、記録としては目標に届かなかった悔しさが残る。トップ選手の記録へより近づけるよう、慢心せず練習に取り組んでいく」と話しました。
また森選手は、200m自由形においても予選競技を突破して、決勝競技において第5位に入賞しました。
決勝競技の模様は、YouTubeにて配信しています。
- 優勝インタビュー
- 決勝のスコアボード
学長へ報告
12月18日、森選手が佐藤圭一学長をはじめとした学内関係者へ全日本インカレおよびジャパンオープン2024の優勝報告に訪れました。
森選手は、笑顔を交えながら「昨年までは、勝ちきれないレースが多かったが、今年は積み重ねてきたものかみ合ってきたと感じる。指導者や家族、大学の方々や友人などへの感謝の気持ちを忘れず努力することが大切」と好調の要因や練習時の心構えなどを伝えました。
今後の意気込みを聞かれると「まずは、国内の一流選手やライバルたちに負けないパフォーマンスをしたい。そのうえで、最終目標はロサンゼルスオリンピック。そのためには、来年3月に行われる国際大会の代表選考を勝ち取ること。その後、世界との壁を感じることもあるかと思うが、自分をより高めるよいきっかけとなると捉え、着実にステップアップしていきたい」と力強く語りました。
今後も、森選手の活躍が大いに期待されています。