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2021年10月13日

【目指せ!国士舘から世界へ⑮】関夏菜美選手インタビュー(種目:アイスホッケー)

スケート部(ホッケー・スピード)

 スマイルジャパンことアイスホッケー女子日本代表は、2022年北京冬季五輪出場が決まりました。2014年ソチ、2018年平昌にも出場したスマイルジャパンといえば、本学卒業生の中村亜実選手の活躍も記憶に新しいところです。そんな中村選手が所属していたSEIBUプリンセスラビッツで、北京冬季五輪代表候補として活躍を期待されているディフェンダー、関夏菜美選手(体育学部3年)に、アイスホッケーとの出合いから今後の展望などを聞いてみました。

<2021年9月17日取材・多摩キャンパス>

――昨年、スマイルジャパンが2022年北京冬季五輪の出場権を獲得したとうかがいました。

 はい、今回は世界ランキング6位に入れたので、最終予選を待たずに出場を決めることができました。女子日本代表が最終予選なしで行けるのは(開催国枠出場だった)長野五輪以来はじめてなんです。

――女子日本代表としてもU18から長く活躍してきた関さんですが、現在けがのため戦線を離れてリハビリ中とか。

 練習中に脚のじん帯を損傷してしまって。10月の日本リーグ(第10回女子日本アイスホッケーリーグ 1次リーグ)までの復帰を目指してリハビリとウエートトレーニングの毎日です。その大会には日本代表監督も来て五輪代表の選考にもかかわってくるので。
 (代表から外れたのは)私のホッケー人生の中で初めての「挫折」だったんです。だから自分自身を見つめなおすきっかけにもなりましたし、これをいい時期ととらえて成長したいと思っています。

――ホッケー人生という言葉がありましたが、アイスホッケーとの出合いは?

 札幌の父が趣味でアイスホッケーをしていたのが始めたきっかけです。姉が習っていたこともあって、小学1年生から始めました。最初は、できなかったことができるようになるのが楽しくて続けていました。そこから代表入りを目標にして釧路の高校に進学し、釧路のDaishinというチームに入団しました。

――そこでU18代表も経験して、現在は東京のSEIBUプリンセスラビッツでプレーされていますね。

 そうですね、広い世界を見たい、いろんな人と関わってもっと大きくなりたいという気持ちが強くなったのと、強豪チームで自分を厳しい位置におくことが私には必要かなと思い、国士舘大学入学と同時にSEIBUプリンセスラビッツに入団しました。今年で3年目ですが、日本一を何度も経験しているチームだけあって、みんながプライドと覚悟を持って高めあっている環境なので、ここでプレーできてよかったと思っています。

――クラブチームとの両立は大変かと思いますが、大学生活はいかがですか。

 高校もスポーツ活動を応援してくれる環境だったので、国士舘大学は入学してすぐ親しみがわきました。1年次は子どもスポーツ教育学科だったのですが、代表合宿や大会などで単位取得が難しくなるため、先生のアドバイスをいただいて、2年から体育学科に転科しました。いろいろなスポーツで上を目指している選手が多く刺激になりますね。
 今は体育学科だからこそできる研究がしたいです。ポジションごとのスコア率や、スケーティング技術の研究など、ホッケーの競技向上にうまくつなげていきたいです。

――選手としてはDFで活躍されていますが、DFの魅力とは?

 FWのようにシュートを決める気持ちよさより、すごくいいパスが一本通った時の爽快感、それがシュートにつながったときのうれしさかな。攻撃の起点となれるところですね。

――守備だけではなくスコアにも絡めるのは面白いですね。

 ブルーライン(ゴールから遠いライン)からDFが打って、それをゴール前のFWが角度を変えて得点を決めるディフレクションという技は、軌道を変えてキーパーが反応できなくなるのを狙うんです。そういったDF主導の攻撃スタイルがあるのが面白いですね。
 私は「選手としては冷静」とよく言われますが、DFにはその冷静さがすごく必要なので向いているのかなと思います。実はけっこう焦っていることもあるのですが(笑)。

――チーム内での自分の役割をどう捉えていますか?

 所属チームでは、今年から監督が代わって新体制になったことで、副キャプテンに任命されました。私はチーム内でも若いし入団してまだ3年目ですが、今まで意見が言いづらかった若い選手たちの声も取り入れていくなど、自分だからこそできることもあって、すごく重要な役割だと思っています。
 日本代表では年齢的にも若い方なので、元気なプレーで試合を盛り上げることを意識しますね。

――その中で、一選手としてこうありたいというビジョンはありますか?

 守りは堅実でいながら、攻めに関しては引き出しが多いプレーヤーでありたいです。攻めのタイミングで、みんなが予想つかないようなことをポンとできる選手になりたい。それとともに、失敗してもいいからチャレンジする人でいたいと常に思っています。

――国士舘大生にメッセージをお願いします。

 今年、東京五輪が開催されて、やっぱりスポーツの力はすごい、人に勇気を与える力があると改めて感じました。頑張っているスポーツの分野はそれぞれですが、みなさんもその力を忘れずに続けていってほしいと思います。

――それでは、北京冬季五輪に向けての意気込みを教えてください。

 アイスホッケーは日本では女子はプロもないですし、マイナーなスポーツなので、そんなホッケー界を変えていけたらという思いが強くあります。北京冬季五輪では女子がメダルを獲って、スポンサーやファンを増やすことに貢献したいです。アイスホッケーは見るだけでもすごく面白いので、冬季五輪をきっかけに、みなさんにその魅力をもっと知ってもらえたらうれしいです。

 私個人としては、代表選出されることがゴールではないので、チームをメダルに導ける選手になりたいと思っています。

プロフィール

名前:関 夏菜美(せき・かなみ)
学部:体育学部体育学科3年
所属:SEIBUプリンセスラビッツ
生年月日:2000年6月23日生まれ(21歳)
出身地:北海道
出身校:武修館高等学校(北海道)

 

◆過去のインタビュー記事はこちらから

「目指せ!国士舘から世界へ」バックナンバー:
https://www.kokushikan.ac.jp/spokon/news/details_13190.html

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