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INTERVIEW

2019年04月25日

【目指せ!国士舘から世界へ⑥】横田葵子選手インタビュー(種目:新体操)

新体操部(女子)

2017年9月の世界選手権で4つのメダルを獲得し、過去最高の結果を出した新体操日本代表「フェアリージャパン」。今回は、団体メンバーの横田葵子選手(21世紀アジア学部2年=当時)のインタビューです。横田選手はリオデジャネイロ五輪にも団体で出場し、8位入賞を果たしています。

 

 

<2017年9月12日取材> (学年・年齢は当時)

――まずは世界選手権を振り返って感想を

大会前のロシア合宿で満足いく練習ができたので、本番も落ち着いて楽しくできました。試合なので多少の緊張感はありましたが、実力を出しきれたと思います。ロシアなど強豪国の演技順が日本の後だったので、すべて終わってメダルが確定した瞬間はとてもうれしかったです。

――最近の日本勢躍進の理由は?

体型など、持って生まれたものでは海外の選手にかないません。海外勢と比べ、なぜ点数が出ないのかを考え分析しました。原因が分かると演技する上での意識も変わります。ミスのない演技だけでは勝てないと気づき、日本の強みである「同時性」という見せ場を意識してから勝てるようになったと思います。

 

――大舞台を経験して成長した?

コーチからはいつも「一からスタートするつもりでやりなさい」と言われています。ただ、以前は代表という自分のポジション確保で精一杯だったのが、今は一歩進んでチームに何が必要かを考えるようになりました。

 

――ロシアでの生活には慣れた?

4年も通っているので観光地は大体見ました。コミュニケーションは、聞きとりはできますが話すのは片言です。単語とジェスチャーで。メンバーが10人もいるので何とかなります。

――辛いと感じることは?

体型維持を気にして自由に食べられないとき。新体操は体の維持も重要なので、減量など自己管理ができないと代表ではいられません。メンバーは仲間であると同時にライバルでもあります。常に緊張感と意識を高く持っていないといけないので辛いときもあります。

――気分転換の方法は?

友達との電話です。ロシアにいるときも、午後3時くらいが日本の夜10時なので、たくさん話してすっきりして午後の練習に臨んでいます。

――大学生活はどうですか

まだ友達が少ないのが悩みです。新体操部以外ではシンクロナイズドスイミングの小俣夏乃選手と話します。あとは駅伝が好きで陸上競技部のツイッターをフォローしています。昨年の箱根駅伝は当日、大手町のスタート地点と鶴見中継所に行って応援しました。

――ほかの競技にも興味がある?

もともとフィギュアスケートの浅田真央さんに憧れて、オリンピックに出たいと思い、小学校4年生で新体操を始めました。それまでも体操やスケート、水泳などを習っていたので、ほかのスポーツを見るのは今でも好きです。浅田さんに実際に会えたら、体のケアなどいろいろ聞いてみたい。他競技の選手とも話してみたいです。

――今後の目標は

まずは代表選手に選ばれることです。東京2020大会は、もしその時まで自分が競技を続けていて、代表になれたら金メダルを目指します。

プロフィール

名前:横田葵子(よこた・きこ)

学部:21世紀アジア学部

所属:新体操部所属

生年月日:1997年5月11日生まれ(20歳)

出身地:東京都

出身校:昭和学院高校(千葉県)

◆過去のインタビュー記事はこちらから

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