全日本選抜レスリング選手権大会が、5月30日に東京・駒沢体育館で行われ、男子フリースタイル57キロ級で、本学職員の阿部敏弥選手が優勝し、世界選手権(10月、ノルウェ-)の代表を手にしました。
また、今大会のフリースタイル優秀選手賞を受賞しました。
阿部選手は、今大会の準決勝と決勝を「格上の相手だったので、挑戦者のつもりで臨んだ」と振り返り、いずれも接戦を制して勝利をつかみ取りました。
阿部選手は今年3月に本学体育学部を卒業後、レスリング部コーチとして後輩の指導にあたりながら練習に取り組んできました。
昨年からのコロナ禍で、思うように練習に取り組めない時期もありましたが、あまり先のことを考えないようにして目の前の課題に向き合ってきたといいます。
世界選手権に向け阿部選手は「技術とスタミナでは、海外選手に負けない力がある。フィジカルをもっと鍛えて臨みたい」と抱負を語りました。
このほか、今大会における本学関係者の活躍は次のとおりです。
◆大会結果
在学生
・女子62㎏級
武藤千奈恵 (体育2年)
結果:7位
・グレコローマンスタイル97㎏級
吉村海里 (体育3年)
結果:5位
・フリースタイル65㎏級
諏訪間新之亮 (体育3年)
結果:7位
・フリースタイル79㎏級
奥井真吉 (体育3年)
結果:7位
卒業生
・グレコローマンスタイル97㎏級
志喜屋正明 【自衛隊体育学校】
結果:3位
・フリースタイル57㎏級 優勝
阿部敏弥 【国士舘大学職員】(専任コーチ)
結果:優勝
・フリースタイル70㎏級
阿部宏隆 【サコス株式会社】(外部コーチ)
結果:2位
優勝した阿部選手