理工学部

理工学部2、3年生と大学院生を対象とした「理工学部生のための行政・企業合同説明会」が2月14日、世田谷キャンパス7号館7201教室で開催され、まちづくり学系の学生を中心に約40人が参加しました。

本説明会は理工学部が独自に開催するもので、今年で6回目となります。午前・午後の部で合わせて25の企業や行政が、学生らに会社概要や業務内容、福利厚生などの説明を行いました。また、本学卒業生が在職する企業では卒業生本人が登壇し、より身近な存在として自身の日々の業務などを伝えていました。

午前・午後の各部の説明会後には、各企業のブースが設置され、企業担当者と自由に面談できる時間が設けられました。学生らはそれぞれ興味のある企業や行政のブースに足を運び積極的に質問をしていました。建設、建築、コンサルティングといった多彩な業種や、行政団体なども参加し、学生らにとって広く業界を知る機会となりました。

説明会を主催する理工学部まちづくり学系の橋本隆雄特任教授は、「理工学部は学部の特性上、行政・企業等から直接就職担当教員に募集案内が届くことが多いという特徴がある。研究室の活動を通じて学生と教員の距離が近いこともあり、学部独自の説明会のメリットは大きい」と話しました。また、「昨年度参加した学生の半数以上がこの説明会をきっかけとして内定をもらっている。今回もこの説明会を大いに活用して内定への近道としてほしい」と説明会への期待を寄せました。

参加した学生は「理工学部の学生に向けての説明会ということで、より専門的かつ具体的な説明を受けることができた」「企業の方々がとても熱意をもって説明してくれたので、就職に対して前向きな気持ちになった」と話しました。

説明会終了後には、学生らが橋本教授に駆け寄り、エントリーシートの具体的な記入内容や今後について相談する姿も見られ、大きな就職活動の一歩となりました。