経営学部

本学経営学会は11月9日、第12回国士舘大学経営学会講演会を8号館8501教室で開催しました。

講演会では、ライオン株式会社で長きにわたりマーケティングに携わってこられた新條善太郎氏が、「とあるマーケティング実務者30年の心がけ」と題し、学生、教職員ら約100人を前に話しました。

新條氏は前半でライオン株式会社で携わった業務について、実際に市場調査を通して分かった好きな家事と嫌いな家事の分析をもとに開発した商品の紹介をしたほか、長寿化しているブランドにサブブランドをつけ機能別にお客様を分けるなどして、より時代にふさわしいブランドとして存続させたブランドPDCAによるマーケティングの一端を紹介しました。

後半は、新條氏自身が心がけている10の言葉を挙げ、お客様視点に立ち本質を捉えることや常に新しいことにチャレンジしていく重要性を伝えました。

新條氏は「マーケティングの世界に正解はなく、常に新しいチャレンジをすることが大事である。その挑戦を自身が面白くないと、他人も面白いと思わない」と述べ講演会を締めくくりました。