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国際理解教育実施レポート

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2015年01月09日

世田谷区立守山小学校 2014年12月17日

 平成26年12月17日に、世田谷区立守山小学校の国際理解教育へ本学の留学生6名を派遣しました。今回参加した学生は、政治学研究科博士課程3年ムハッマー・ジャクファル・イドルスさん(インドネシア)、政治学研究科博士課程1年薩仁其其格さん(中国)、政治学研究科研究生ホー・フェリシアさん(インドネシア)、政経学部4年アラガー・ムンフチョローンさん(モンゴル)、政経学部3年陳子穎さん(中国)、文学部3年王磊さん(中国)です。
 1年生を担当した薩仁其其格さんは、出身の内モンゴルでは羊をお金に換えて生活をしていることを話しました。それぞれの家庭でおよそ600~1000頭の羊を飼っており、現金が必要なときは羊を売って得たお金で支払いをしています。貨幣社会が当たり前の子どもたちにはイメージがつきにくい様子でしたが、質問しながら薩仁其其格さんの話を一生懸命聞いていました。
 インドネシア出身のムハッマー・ジャクファル・イドルスさんは、母国は多民族国家であるためそれぞれの民族の文化があることを説明しました。バティック(インドネシアの布地)に描かれたインドネシアの地図や様々な民族衣装をイラストで子どもたちに紹介しました。その他にも人力車やビー玉で遊ぶ現地の子どもの写真などを見せると、「日本と同じ!」「似てる!」などの声があがり、インドネシアを身近に感じているようでした。
 授業中や給食の時間など、普段は接する機会の少ない留学生たちに子どもたちはたくさん質問をし、有意義な時間とすることができました。


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