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国際理解教育実施レポート

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2014年07月10日

町田市立真光寺中学校 2014年7月5日

平成26年7月5日(土)に、町田市立真光寺中学校の国際理解教育へ本学21世紀アジア学部の留学生5名を派遣しました。今回参加した学生は、4年生タン・タイ・リンさん(ミャンマー)、3年生ピー・ピョ・ミッさん(ミャンマー)、コウ カアシンさん(中国)、ゴ ランネイさん(中国)、リン セイリさん(中国)です。

 はじめに体育館で派遣留学生の紹介の後、中学校の邦楽部による演奏を聞きました。その後、留学生は出身国別に各教室に分かれ、約90分の授業を行いました。
 中国出身の3名は1年1組を担当し、「みんなが知らない中国」をテーマに、授業を行いました。中国と日本の違いとして、中国は「車を大切にする」が、日本は「人を大切にする」と感じたというエピソードを話しました。他にも日本は街が綺麗なこと、お米がとてもおいしいこと、中国では生野菜を食べる文化がないので驚いたことなど、日本に来て感じたことを紹介しました。次にパワーポイントを使用し、中国の文化や食べ物、建築などの映像を見せながらクイズ形式で中国の紹介をしました。最後に、持参したギターで留学生が中国語の歌、日本語の歌をそれぞれ演奏し、みんなで歌いました。最初は消極的だった中学生も、クイズ形式にしたり、歌を歌ったりしたことで次第に授業に参加するようになり、最後には質問もたくさん受けました。
 ミャンマー出身の2名は1年2組を担当し、「THIS IS MYANMAR」をテーマに授業を行いました。タン・タイ・リンさんは、長袖のワイシャツに「ロンジー」と呼ばれる長い布を腰に巻くスタイルで、ミャンマーの正装(男性)を披露しました。世界地図でミャンマーの場所を確認し、日本人には普段なじみのないミャンマー語のあいさつや、ミャンマーの文字を紹介しました。文字の紹介をすると、ミャンマーの文字を初めて見る中学生からは、「視力検査みたい!」という声があがりました。さらに、ミャンマーの名前には姓がないこと、ミャンマーでは曜日が重要とされており、名前を見ればその人の生まれた曜日がわかる、という名前にまつわるエピソードにはみんなが驚いていました。また、ミャンマーの観光地や景色などを実際の写真を見せながら説明を行ったことで、中学生にもわかりやすかったと好評でした。最後に、ミャンマー式の「じゃんけん」を紹介し、生徒みんなでやってみました。
 今回は初めて参加する留学生もいましたが、それぞれが中学生を対象とした授業を上手に組み立て、入念に準備し、飽きさせることなく楽しく充実した授業にすることができました。参加した留学生全員が「また参加したい」と答えており、留学生にとっても良い経験となりました。


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