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国際理解教育実施レポート

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2013年12月17日

世田谷区立守山小学校 2013年11月21日

 平成25年11月21日に、本学の留学生6名が、世田谷区立守山小学校の国際理解教育に参加しました。今回参加したのは、政治学研究科3年ムハッマー・ジャクファル・イドルスさん(インドネシア)、政経学部4年孫彗智さん(韓国)、理工学部4年カッチ・ラハマンさん(トルコ共和国)、法学部3年温騏遠さん(中国)、文学部4年時光さん(中国)、3年紀欣宇さん(中国)です。
 1年1組を担当した紀さんは、写真を使って出身都市の西安について紹介をしました。西安と日本のつながりを説明する場面では、西安の寺院の写真を児童に見せて、日本の寺院ととても似ていることを説明し、中国と日本のどちらが先に作ったのかを考えてもらいました。また、紀さんの説明が終わってから、児童に黒板の前に出てきて、感想や質問などを発表してもらいました。
 4年1組では、授業を担当する孫さんを歓迎するために、黒板に韓国と日本の国旗が飾られており、ハングル文字で「はじめまして」や「こんにちは」と書かれていました。孫さんは、韓国の簡単な説明と韓国の小学校の様子を写真を使って説明したあと、マンドゥゲームという韓国の手遊びをクラスでやりました。4、5人が1つのチームになり、手の形で表された数字の合計と親が言った数字が合っていれば親は上がることが出来ます。担任の先生も参加し、クラス全体がとても盛り上がりました。
 5年1組担当のジャクファルさんは、インドネシア語であいさつの言葉を教えました。「Nama saya ~.」(私の名前は~です)を覚えたあとは、一人ひとりが自分の名前を入れて、自己紹介が出来るようになりました。質問の時間では、好きな食べ物を聞かれたジャクファルさんが、和食が好きだと答えると、クラスの人たちは驚いた様子でした。
 6年1組で授業を担当したのはカッチさんです。授業の前半はトルコ語の挨拶や単語を教え、後半はクラス全員でゲームをしました。カッチさんが、gündüz(昼)と言ったら顔を上げて、gece(夜)と言ったら顔を伏せるというゲームで、間違えた人は教室の後ろにいき、最後まで自分の席に残った人の勝ちです。聞き慣れない言葉を使っているので、楽しみながらも集中力のいるゲームとなりました。
 4時間目のあとは、留学生も子どもたちと一緒に給食を食べました。給食の時間や授業をしている最中も、児童たちは積極的に発言するなどして、留学生と交流しようとしている姿が印象的でした。参加した留学生たちは、45分の授業と給食の時間という短い時間でしたが、子どもたちが可愛かった、また参加したいという声も上がり、それぞれが充実した時間を過ごしました。


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