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国際理解教育実施レポート

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2013年09月13日

世田谷区立城山小学校 2013年7月30日

 平成25年7月30日に、本学の留学生2名が、城山小学校のサマーワークショップに講師として参加しました。今回、サマーワークショップに参加したのは、交換留学生の文学部・池品倩さん(台湾)と経営学部・曺秀娟さん(韓国)です。
 始めに、池さんが自己紹介と台湾の言葉、文化について教えました。中国語を知っている児童もいましたが、台湾の言葉にはあまり馴染みがないようでした。最初は遠慮がちに声を出していた児童たちも、次第に大きな声で練習するようになり、覚えた言葉で「私は○○です。」と、話せるようになりました。言葉の練習をしたあとは、日本と台湾の食事などの文化の違いについて学びました。絵が得意な池さんが描いてきたイラストを、日本と台湾のどちらのものか、子どもたちが台紙に貼っていきました。中には、日本と台湾の両方に存在するものもあり、答え合わせのときには、「見たことある!」と声があがったり、日本では当たり前のものが台湾にはないことを知ると驚いたりと、異文化を知る良いきっかけになりました。
 次に、曺さんが韓国の文化を児童たちに紹介しました。「こんにちは」や「ありがとう」など、簡単な挨拶の練習から始まり、日本語に似ている韓国語を教えました。韓国の伝統衣装の紹介では、曺さんが持ってきたチマ・チョゴリの説明をしました。韓国の伝統的な衣装を韓服(ハンボク)といい、着物とは違って上下が分かれており、女性の衣装はスカート(チマ)と上着(チョゴリ)に分けられます。実物を目の前に、色の鮮やかさや、生地がどれくらいの薄さなのかなど、見て触れて感じることができました。活動の時間は、先ほど見たチマ・チョゴリを折り紙で作りました。
 参加した留学生からは、日本語のレベルや時間配分など、技術的な面で難しさを感じたという意見が出ました。しかし、日本の子どもたちと話すという貴重な体験をしたことで、今後の留学生活のモチベーションのひとつになりました。


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