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国際理解教育実施レポート

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2010年03月11日

世田谷区立世田谷小学校 2010年3月3日

 3月3日(水)に実施した、世田谷区立世田谷小学校の国際理解教育の授業にインド出身のシャビルフセン・ユスフィさん(政経学部)、スリランカ出身のペレラ・ワラナクラスリヤ・ランジツ・アンジェロさん(21世紀アジア学部)、中国出身の梅 慧琴さん(政経学部)の3名の学生を講師として派遣しました。
 各国ごとにそれぞれの教室に分かれ、自国の写真や地図を見せたり、質疑応答を交えながら小学校の児童に母国の文化や習慣を紹介しました。

 ユスフィさんは、サリーというインドの民族衣装の紹介や、インド人が毎日欠かさず行うプージャという神への礼拝の話(日本では食事の前にいただきますと言うことに対し、インドでは食事の前に毎回必ずお祈りをします)、インド人はカレーを毎日食べているということ、そしてインドには100種類もカレーがあるので毎日違う味を楽しめるので飽きることはないことなどを話しました。そして、屋上でチームに分かれてインドのスポーツである「カバディ」をしました。カバディはインドの国技であり、競技中にカバディ、カバディ、カバディ・・・・・・と連呼することが大きな特徴です。
 アンジェロさんは、自筆で描いた地図を広げ、スリランカには四季がなく、一年を通して夏に雨期があること、街中には象が歩いていること、なかには家で象を飼っている人もいることなどを話しました。そしてスリランカには地震や台風がないという話や、女性は喫煙、飲酒をしないため、日本に来てから日本の女性がお酒を飲むと知ったときは大変驚いたという話をすると、児童はとても興味を示していました。そして、みんなで「ノンディ」(鬼が片足で追いかけるスリランカの鬼ごっこ)をして楽しみました。
 梅さんは、中国の位置や簡単な中国語の挨拶(こんにちは=你好(ニイハオ)、ありがとう=謝謝(シェシェ)、さようなら=再见(ツァイツェン)など)を紹介し、声に出して練習しました。また、事前に児童に自分の好きな物の絵を描いてきてもらい、中国語で紹介し、『私は○○が好きです=我喜欢○○(ウォシーホァン○○)』と、言えるようになりました。児童はみんな、自分の好きな物の絵をとても上手に描いていました。
 講師になった留学生達は、想像していた以上に自国の文化や習慣が日本の社会へ浸透していることを、児童との交流を通して知り、嬉しく感じていました。また、小学生の方も留学生の色々な話を直接聞いたことによって、より一層その国への興味が広がった様子でした。


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