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国際理解教育実施レポート

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2008年10月03日

武蔵村山市立第一小学校 2008年9月4日

9月4日(木)に武蔵村山市立第一小学校の総合学習の時間「1小オリンピック」の授業に、インド出身のシャビルフセン・ユスフィさん(政経学部)、スーダン出身のムハンマド・オスマン・ハッサン・オスマン・ビルキアさん(工学研究科)、ドイツ出身のティーツ・クリスチャンさん(政経学部・交換留学生)、ベトナム出身グエン・ティ・トゥ・ハンさんの4人の留学生が参加しました。
小学校3年生の総合学習の時間で、これから児童達は自分の興味を持った国について調べ学習をしていきます。
4人の留学生は、出身国の位置や食べ物、建物、服装などの文化について紹介し、児童と交流を深めました。
ユスフィさんは、毎日の食事であるカレーとナン、その食べ方を紹介しました。
箸を使わずに手で食べる習慣に子供達は興味をもち、沢山の質問もでました。また、タージマハルを写真で紹介しました。
タージマハルは、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが愛妃ムムターズ・マハルの死(1630年)を悼んで建設した総大理石造の墓廟建築です。
ビルキアさんは、スーダンの民族衣装は、どうして白い布なのかを話しながら民族衣装の紹介をしたり、町の様子、挨拶の仕方を紹介しました。子供達は、相手の方に手を置いて、頬を近づけ、離れ際に握手をするというスーダン式の挨拶を実際に体験しました。また、アフリカの大河であるナイル川を紹介しました。一つは赤道直下のビクトリア湖から流れ込んでくる白ナイル、もう一つはエチオピアのタナ湖から流れ下ってくる青ナイル。両ナイルはスーダンの首都ハルツームで合流し、大河となってエジプト国境へと流れて行きます。
ティーツさんは、ソーセージ・ザウアークラウト・豚肉料理などのドイツ料理を紹介しました。子供達は、主食がパンであることや、ナイフとフォークを使って食事をすることに興味をもちました。また、出身地のミュンヘンの町の様子や市役所や協会や家等の建物の様子が日本と全然違うことに驚いていました。ミュンヘン市役所は、建築後約100年が経過しており、ドイツ最大の仕掛け時計があります。
ハンさんは、民族衣装である「アオザイ」の紹介、ベトナムの小学生の様子や都市から田舎にかけての様子を沢山の写真を使って紹介しました。アオザイはベトナム語で「長い着物」を意味します。純白のアオザイは、ベトナムの多くの高校や一部の大学で、女子生徒・女子学生の制服に採用されています。果物や食品の市場の写真を見て子供達は驚いていました。また、箸を使って食事をするなど日本と似ている生活様式があることも知りました。


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