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2025年05月01日

台湾台北市政府消防局消防団救急ボランティアが視察研修に訪れました

4月21日、台湾・台北市政府消防局の消防団に所属する救急ボランティア12人が、防災・救急救助総合研究所を視察研修のため訪問しました。

 

本視察研修は、多摩南野キャンパスで行われ、防災・救急救助総合研究所の石﨑貴准教授により、研究所の設立経緯、目的、研究活動などについて講義が行われました。また、都城治講師によるドローンに関するレクチャーも行われ、実際にキャンパス内でドローンを飛行させ、ドローンによる記念撮影や、多摩丘陵の風景をリアルタイムで楽しむ体験もありました。

台湾の救急医療体制は日本と大きく異なることから、一般市民であるボランティアがその一翼を担っており、救急救命士として認定された台湾の救急ボランティアは、台湾の法令に基づき定められた医療プロトコルに従って気管挿管や薬剤投与などの高度な救命処置を行うことができることが紹介されました。また、都講師が作成した日本の消防団に関する学会発表ポスターをもとに、日本の消防団が直面する現状課題について説明があり、台湾の消防団との比較を交えながら、活発な意見交換が行われました。

 

なお、この視察研修は、体育研究所の蔡承達特別研究員(令和3年度救急システム研究科修了)が、同郷の救急ボランティアのために尽力し企画されました。本学での視察研修後、多摩市内の消防署や医療機関を訪問し、日本の救急医療体制への理解をさらに深めました。

  • 都講師による講義の様子都講師による講義の様子
  • ドローンに関するレクチャーの様子ドローンに関するレクチャーの様子
  • 一同で記念撮影一同で記念撮影
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