ベトナムの首都ハノイにおいて、7月28日から31日にかけて厚生労働省が所管する「医療技術等国際展開推進事業」の一環として、本学から防災・救急救助総合研究所の石﨑貴准教授、体育学部スポーツ医科学科の喜熨斗智也准教授および救急システム研究科の柳聖美研究科助手が現地に派遣され、研修プログラムを実施しました。
本研修は、ベトナム国家大学医科薬科大学に新たに設置予定の救急救命士学科の教員候補である現地医師の教育研修に加え、国立病院や115救急センターなどで救急医療に従事する医師・看護師、さらに消防大学校の教員を対象として実施しました。また、2025年6月に本学において実施した教育研修の継続として位置づけ、現地での指導は、本学での研修を経て得た知見を活用し、医療従事者を学生に見立てた実習形式で行われました。
今後も、本学は救急救命士学科の設立支援を継続するとともに、より高度で実践的な教育研修を通じて、ベトナムにおける病院前救急医療の知識と技術の向上に貢献してまいります。

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