募金の趣意

国士舘は、創立100周年記念事業( 2006 ~2018 )を完了し、「第1次中長期事業計画( 2015 ~2019 )」を経て2019年に新たなビジョン「第2次中長期事業計画( 2020 ~2024 )」を公表しました。
創立100周年記念事業は3期に分けて推進され、第1期では世田谷キャンパス梅ヶ丘校舎の設置、第2期は世田谷校舎メイプルセンチュリーホール建設、第3期では多摩キャンパスのゼミ室・研究室棟及び図書館の増改築等を主な事業として行いました。また、全期を通して各キャンパスの建物耐震補強、グラウンド人工芝敷設工事等を行い予定したハード面事業の殆どを完了しました。
当該100周年記念事業の第3期と並行して実施された第1次中長期事業計画では、教学面の改革改善に重きを置き、本学園運営の要となる教育、研究、社会貢献活動を中心に総合的な経営計画を取りまとめ実行に移すと共に、国士舘教育の新たなブランド化を目指す本学独自の「防災教育」を大学及び高等学校・中学校の教育プログラムに取り入れ、学園横断型システムの展開を図りました。
この度の、2020年から実行に入る第2次中長期事業計画では、第1次から推進してきた「地域防災力向上のための防災リーダー養成教育に関する研究拠点の構築」の完成を目指します。また、体育・スポーツにおいては、大学スポーツ協会( UNIVAS )の創設に併せて開設した「国士舘スポーツプロモーションセンター」の事業活動を推進し本学のスポーツ振興における様々な課題に取り組みます。ことに教育・スポーツ施設の環境面では、2018年に取得した校地を「国士舘楓の杜キャンパス」と命名し、400人収容の観客席を備えた「公認サッカーグラウンド」をメインとする教育スポーツ施設の整備を進めています。また、2019年に取得した多摩南野校舎を活用した、防災教育・研究、スポーツ環境の充実に向けて整備を図ります。この他、世田谷、町田、多摩の各キャンパスの教育・スポーツ施設の改修工事を行います。また、本学園の歴史的建造物である世田谷キャンパス「国士舘大講堂(国登録有形文化財)」の災害発生に備える保存整備工事を行います。
こうした本学園の長期にわたるこれまでの改革の成果を、これらの取り組みにより更に推進し、私学を取り巻く厳しい環境下での競争力を高めるための計画事業を完遂し、学園改革の総仕上げを目指します。来る創立110周年に向け、ここに掲げる大学、大学院及び高等学校・中学校の改革、本学園のビジョン実現に向け全力を挙げてまいります。
わが学園が「世のため人のために尽くしうる有為の人材の養成」の建学の精神のもと、国士舘独自の教育をもって発展を続けていることにご理解を賜り、創立110周年記念募金事業計画に温かいご支援とご協力をお願い申し上げます。

                 令和 2年 4月

学校法人国士舘理事長
創立110周年記念事業募金委員会委員長 大澤 英雄
国士舘大学学長            佐藤 圭一
国士舘高等学校・国士舘中学校校長   岩渕 公一
国士舘大学同窓会会長         坂本 勝矢
国士舘中学・高等学校同窓会会長    松山 國雄




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