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2026.03.26

石川県七尾市で第7陣となる学生ボランティアが活動しました

令和6年能登半島地震により被害を受けた石川県七尾市で3月20日から24日にかけて本学の学生ボランティアが活動を行いました。本学学生の活動は令和6年2月から継続的に行われており、今回は第7陣となります。

参加したのは、本学の防災カリキュラム「防災リーダー養成論・同実習」を修了あるいは履修中の学生もしくは防災士の資格を持つ学生17人でした。
発災から2年が経過し、ボランティア活動も作業系支援からソフト系支援に変化していくちょうど過渡期の今、ブロック塀の解体の様な作業系支援とプランターに花を植えることで、地域の人が集まれる場所作りのソフト系支援の両方をすることができました。

参加した齋藤愛奈さん(文学部2年)は「私は今回、初めて能登のボランティアに参加させていただきました。3日間通して、1日ごとに異なった形での支援活動を経験することができました。
1日目では地域の花壇に花を植える活動を行いました。見に来てくださった地域の方々とお話しをする機会もあり、交流を通じて地域の方々との繋がりの大切さを感じることができました。2日目は土嚢づくりやブロック塀の撤去をお手伝いしました。作業を進めていく中でボランティア同士の横の繋がりや、チームで声を掛け合いながら取り組むことの大切さを学ぶことができました。3日目はローラー訪問を行い、1軒1軒お家を回りました。

実際に被災した方々とお話しする中で「こうして話を聞いてくれるだけでも気持ちがとても楽になる」と言ってくださった言葉がとても印象に残りました。被災された方々が抱えている不安や思いに寄り添うことの大切さを改めて感じた1日でした。
今回の活動を通じてこれまでなかなか踏み出すことのできなかったボランティアに一歩踏み出すことができ、多くの学びや気づきを得ることができました。これまではニュースでしか見ていなかった場所に実際に足を運ぶことで現地の状況を自分の肌で感じることができました。今後も自分にできる形で関わり続けながら、この経験を多くの人に伝えていきたいと思います。」と活動を振り返りました。
統括した本学防災・救急救助総合研究所の浅倉大地講師は「今回の活動では、これまで中心であった作業系支援に加え、居場所づくりなどのソフト系支援にも取り組んだ。七尾市ではニーズ調査が一つの区切りを迎え、支援の内容も変化する時期にあったが、学生たちはブロック塀の撤去やプランター作り、花植えなどに携わり、地域の方がそれらをすぐに活用してくださる姿から、活動の意義を実感することができた。あわせて、これまで民間災害ボランティアセンター「おらっちゃ七尾」を現地で運営を続けてこられたsien sien WESTのスタッフの皆さまの尽力に深い敬意を抱いた。地域住民の方に寄り添うことを大切にした支援活動の一助を、国士舘大学が担うことができたのであれば、大変意義深く、誇らしく感じている。今回の活動を通して、被災地の復旧・復興には支援団体の存在が欠かせないことを改めて認識し、今後もこの課題に向き合っていきたい。」と話しました。

おらっちゃ七尾HP