厚生労働省が所管する医療技術等国際展開推進事業の⼀環として、11月18日から23日にかけて、防災・救急救助総合研究所石﨑貴准教授、救急システム研究科柳聖美研究科助手、木村龍さん(博士課程1年)および板垣和真さん(修士課程1年)がベトナムの⾸都ハノイに招請され、ベトナム国家⼤学医科薬科⼤学に設置予定の救急救命⼠学科の教員となる現地医師を対象とした指導者研修とベトナム国家⼤学の教員に対する応急⼿当講習を実施しました。
研修では、現地指導者(国⽴病院等に勤務する医師)が中⼼となり、国⽴病院等の看護師を⽣徒役として研修を実施するとともに、本学大学院生である木村さん並びに板垣さんが講義および実習を行い、病院前救急医療に関する能⼒向上を図りました。さらに、ベトナムの最⾼学府であるベトナム国家⼤学ハノイ校に属する全9⼤学の教員に対して、現地指導者と協⼒して⼀般市⺠向けの応急⼿当講習を実施しました。
今回は、石﨑准教授がメインインストラクターとして進⾏し、応急⼿当講習の進め⽅等を実演することで指導法について理解を深めるとともに、各グループでの実習では、現地指導者、柳研究科助手や大学院生が協⼒しながら講習を実施し、応急⼿当講習に関する知識・技術の向上を図りました。
今後も、ベトナムへの国際協力を通じて、ベトナムにおける持続可能な質の高い救急医療体制の構築に貢献していきます。
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