カンボジアの首都プノンペンにおいて、8月10日から17日にかけて、厚生労働省が所管する「医療技術等国際展開推進事業」の一環として、本学から体育学部スポーツ医科学科の喜熨斗智也准教授および坂梨秀地助教、防災・救急救助総合研究所の石﨑貴准教授が派遣され、国立健康危機管理研究機構、カンボジア保健省および国立病院等と連携し、救急隊向けの研修プログラム及び一般市民向けの応急手当研修を実施しました。
本研修は、これまで3日間で実施していた救急隊向けの研修プログラムを、参加者数を限定し、カンボジアの現状に合わせて1日のプログラムで試行しました。また、カンボジアのNPO職員を対象に応急手当に関する研修を併せて実施しました。当該プログラムについては現地指導者からも好評であり、次回の12月の研修では現地指導者主導で実施する予定です。
今後も、カンボジア保健省等の関係機関や現地指導者と協働し、標準化教育の体制を構築することで自立した教育コースを運営し、カンボジア全土で標準化教育が普及されることを目指します。

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