7月26日、「八潮こども防災マイスター育成プロジェクト」が、多摩南野キャンパスで開催され、八潮市内の小・中学生ら17人が参加しました。埼玉県八潮市が主催する本プロジェクトは、防災の知識や救急救命の重要性について早期の段階で学び、地域防災活動の中心として活躍できるよう防災教育の充実を図るもので、本学の防災・救急救助総合研究所が講習を担当しました。
はじめに、島崎修次防災・救急救助総合研究所長より、防災時に大切な自助・共助・公助の心構えが紹介され「自分を守ることのできる”自助”の力を高められるよう、本日は主体的かつ積極的に学んでほしい」と児童生徒らへ激励が送られました。
午前の部では、植田広樹教授とスポーツ医科学科の学生による心肺蘇生法講習や搬送法の講習が行われ、児童生徒らはAEDを操作するなどし救急処置に対する知識を深めました。その後、本学が所有する救急車への同乗体験やドローンを使用した写真撮影が行われ、児童生徒らは非日常の体験に目を輝かせました。
午後には、浅倉大地講師の指導の下、防災講義やクイズ形式の減災アクションゲーム、段ボールベッドを用いた避難所体験などが行われ、防災への基礎知識を高めながら被災時への想像を膨らませました。
閉講式では、代表の児童生徒より感想が述べられ、植田教授より「今日のプログラムを通じて"自助力"や"家族や友人を助けたいという想い"が身についたと思う。今日学んだことを周りの方々に伝えるなどし、防災マイスターとして活躍してほしい」と言葉が送られた後、参加者一人一人に防災マイスターの認定証と帽子、防災ベストが授与されました。児童生徒らは、「救急車の中を見れてすごく楽しかった」と話し、笑顔でキャンパスを後にしました。
「八潮こども防災マイスター」は、八潮市が防災や救急救命の講習を修了した小中学生を認定する制度で、2017年3月に本学と締結した「包括的連携に関する協定」をもとに、防災教育などで協働する中で発案されました。
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