社会福祉法人世田谷ボランティア協会および世田谷区主催、本学共催の災害ボランティアコーディネーター養成講座が9月2日、世田谷キャンパス34号館で行われ、区民および区内大学に通う大学生ら38人がボランティアコーディネーターの役割と活動内容について学びました。 

養成講座では、世田谷区の災害対策と災害時のボランティアマッチングシステムについて講義があり、その後場所を移して、マッチングセンターとサテライトでの実際のボランティアコーディネーターの動き方について模擬訓練が行われました。
 

本講座に参加した法学部1年生の女子学生は、「警察官を目指しており、地域のために動く活動に興味がある。今回、ボランティアコーディネーターの役割や活動内容を知ったことで、発災時に積極的に動けるようになると感じた」と話しました。 

本学と世田谷ボランティア協会は平成28年、「災害時における協力等に関する協定書」を締結し、大規模災害発生時に本学34号館のサンクンガーデンと地下1階学生食堂をボランティア活動の拠点として提供することとしています。 

世田谷ボランティア協会は、大規模災害発生時に協定を結ぶ5カ所の大学にマッチングセンターを設置するとともに、区内95カ所の指定避難所と同じ敷地内にサテライトを開設しボランティアを受け入れます。また、災害ボランティアセンターを常設し、ボランティア活動を支援するボランティアコーディネーター養成や啓発活動、被災地支援活動に取り組んでいます。