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2023年06月23日

令和5年度世田谷プラットフォーム リスクマネジメント部会の講演会が開催されました~東北大学に学ぶ震災対応とBCP策定について~

令和5年度世田谷プラットフォーム リスクマネジメント部会による講演会が6月21日、世田谷キャンパスメイプルセンチュリーホール5階第1会議室で開催され、協定校(国士舘大学・駒澤大学・昭和女子大学・成城大学・東京都市大学・東京農業大学)の職員約25人が参加しました。

本講演会では、東北大学と会場とをオンラインでつなぎ、「大型地震頻発地域の大学に学ぶ都市型大学の災害対応」と題して、東北大学総務企画部総務課の西川雄一氏と福士邦彦氏に、東日本大震災などの大規模地震の経験から、当時の対応やその後の取り組みについて話を聞きました。


はじめに、司会を務めた本学防災・救急救助総合研究所の中林啓修准教授から、近年の災害傾向として災害発生範囲の拡大について言及があり、従来の防災の考え方だけではなく事業継続の観点から、より広く時間軸に沿って戦略的に考えていく必要性があると問題提起がありました。


講演では、東北大学で地震対策等の危機管理を担当する西川氏と福士氏が、東日本大震災発生時の具体的な対応事例を紹介しました。インフラが途絶する中で災害対策本部を設置し、安否確認、建物等の被害確認、入試や卒入学式などの学事対応、業務の再開など、さまざまな課題に直面した経験について実際の写真等を使用しながら説明があり、参加者は発災時に大学に迫られる対応について現実的な視点で認識を新たにしました。

また、震災を踏まえて策定された業務継続計画(BCP)について、策定までの動きと実効性検証のためのロールプレーイング型訓練の実施と成果などについて、担当部署ならではの苦労話も交えて説明がありました。参加者は所属大学での現状と照らし合わせながら熱心に耳を傾けました。
 

講演終了後には質疑応答と意見交換の時間が設けられ、各協定校のBCPに関する取り組み状況や帰宅困難者対応、不審者対応などについて、現状や課題についての情報交換を行いました。

 

世田谷プラットフォームのリスクマネジメント部会では、協定校が災害発生時の大学の対応や連携などについて検討するために定期的に講演会や研修会を開催しています。

  • 司会の中林准教授司会の中林准教授
  • 東北大学の西川氏、福士氏による講演東北大学の西川氏、福士氏による講演
  • 参加者から多くの質問が出された参加者から多くの質問が出された
  • 会場の様子会場の様子
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