2020年01月14日
世界遺産特別講演会「世界遺産の過去・現在・未来」を開催しました
1月11日、本学イラク古代文化研究所が主催する世界遺産特別講演会「世界遺産の過去・現在・未来」が世田谷キャンパス34号館B304教室で開催され、約100人が来場しました。
特別講演では、日本イコモス国内委員会委員長でもある本学イラク古代文化研究所の岡田保良教授が、「未来につなぐ世界遺産の世界」と題し、危機に瀕した遺産を中心に、世界遺産条約での危機遺産の位置付け、現在イラク古代文化研究所展示室で紹介しているベツレヘム聖誕教会の危機遺産登録解除プロセス、イラク・シリア地域の世界遺産と地政学、危機遺産から見えてくるものについて解説しました。
続いて、岡田教授の研究につながりが深い泉拓良氏(京都大学名誉教授)、伊藤重剛氏(熊本大学名誉教授)、松本健氏(本学名誉教授)にも登壇いただき、「これからの世界遺産を語ろう」をテーマに座談会が行われました。
特別講演の様子
講演する岡田教授
座談会の様子
