教育・研究活動

資料収集大綱・選定基準

資料収集大綱

平成28年11月4日

はじめに

 国士舘の建学の精神である「国士」の養成は、吉田松陰の松下村塾を範とし、時代を経て解釈に若干の変遷はあるが、その基本とするものは不変である。
 その目的達成の教育方針である四徳目「誠意・勤労・見識・気魄」を掲げ今日を迎え、さらに未来へ向かうことは何ら変わっていない。四徳目を備えるために「読書・体験・反省」の実践と思索を求めている。
 もとより現代社会において読書は学生、教員等の個々の自由な人格に帰するものである。図書館・情報メディアセンター(以下「センター」という。)は、その資料をもって不断の読書の支えとなり、学生の見識を高め、かつ教員等の教育・研究に資することを目的としなければならない。

国士舘大学図書館・情報メディアセンターにおける収集理念

 センターは本学の行う教育・研究の達成及び建学の理念を具体化するために資料を収集し、蔵書を構築することが使命の一つである。
 また資料の充実は、本学の教育・研究の発展と大学間の相互利用、さらに本学センターが社会的使命を全うするための源泉であり、かつ大学の価値そのものに直結するものである。
 常に研究者による専門的分野、学生による概説書・入門書等の希望を把握して選書に努める。センター員はそれらに配慮し、さらに利用動向を加味してバランスのとれた収集を進める使命を負う。
 多様な対立する意見のある分野については、それぞれの観点に立つ資料を幅広く収集し、著者の思想的、宗教的、政治的立場によってその著作を排除することはしない。
 知る権利を尊重し、流行や風潮にとらわれず、後世にも耐えうる多様な蔵書構成を図ることを旨とする。
 資料収集予算をより効率かつ効果的に執行し、これらの目的達成のために努力しなければならない。

収集基本方針
  1. 学部構成、カリキュラムの内容を考慮し、その分野のみならず周辺領域の動向にも目を配り収集する。
  2. 社会、学術動向を見極め、既存書の改訂、改版に留意し遺漏のないよう収集する。
  3. 参考資料はレファレンス・サービスの重要なツールであり、短期的な利用動向に縛られず新刊のみならず改版等の収集に努めその充実を図る。
  4. 古文書、行政資料等の一次資料の収集も積極的に行う。
  5. 逐次刊行物は継続的な収集を基礎とする。利用度、資料性を考慮し社会、学術動向を加 味して、常にその購読の改廃と保存のあり方を検討する。
  6. オンライン資料の契約は利便性、利用度を十分考慮し契約する。
  7. マイクロフィルム、CD-ROM 等の媒体は代替のない保存性の高い物を優先し収集する。再生機器の改廃に留意し、所蔵原資料との安易な置き換えを行わない。
  8. 三キャンパス(世田谷・町田・多摩)の学部構成を念頭に、三センターの収集する資料の主題、類型をそれぞれ考慮し、キャンパス構成員の特色に沿うよう留意する。
  9. 本学の創立理念に基づき、吉田松陰関係の資料を網羅的に収集する。新刊書のみならず、古文書、古書、パンフレット、写真等もその対象としコレクションの構築を進める。
世田谷キャンパス(中央図書館・情報メディアセンター)収集方針
  1. 中央センターとして、当面の利用だけでなく保存あるいはコレクション性の高い資料も収集し、本学における後世の教育・研究に資することを念頭にした収集を行わなければならない。
  2. 参考資料は、本学センター総体としての役割を担い、分野に固執せず網羅的に収集する。
  3. 学部、大学院の構成を鑑み、人文科学、社会科学、自然科学各分野について、カリキュラムを配慮しつつ、各分野和洋書等の区別なく入門書から高度な専門書まで主題にかかわらず幅広く収集する。
  4. 地誌、社史、資料集、全集、図録等は、本学センター総体としての価値を鑑み、非売品等の入手困難資料をも留意して間断なく収集する。
  5. カリキュラムに関連のない一般教養書等も、学生の需要動向を把握し収集する。
町田キャンパス(鶴川図書館・情報メディアセンター)収集方針
  1. アジア地域の思想、哲学、歴史、社会、文化、地理、国際関係等について、幅広く対象とし収集する。
  2. 日本の同分野に関しては、中央センターの蔵書構成を考慮しつつ、町田キャンパスのみの開講課目を特に留意し収集する。
  3. 初等及び中等教育課程全般のものを収集する。
  4. 哲学各論、東西思想、宗教に関するものも収集する。
多摩キャンパス(多摩図書館・情報メディアセンター)収集方針
  1. 体育学部単体の構成員を対象としたセンターという特殊性を考慮し、体育学、医学を中心として収集する。特に体育学関連は所蔵保存すべき資料をも加味し、入門書から専門書まで幅広く対象とする。
  2. 医学は救急救命に関連するものを中心とし、さらに基礎医学、衛生学等その周辺領域の学術的及び実務的なものを収集する。
    ただし高度な医学専門書等については、利用動向を十分考慮する。
  3. 体育学及び医学は制度の改廃、技術の進歩等その領域の進捗が著しいため、常に新刊書の動向に注意し、既存書の改版等を十分考慮する。
  4. 哲学各論、東西思想、宗教に関するものも収集する。

選定基準

制定 平成28年11月4日

(趣旨)

第1条

総合大学である国士舘大学の教育・研究に関わる情報の収集、及び、発信の中心的役割を担う図書館・情報メディアセンター(以下、「センター」という。)は、本学を構成する学生・教職員への幅広い情報提供を行う事が使命である。これら本学構成員の要望に遅滞なく対応するため、国士舘大学図書館・情報メディアセンター資料収集大綱に基づき、図書、逐次刊行物、視聴覚資料及びその他の資料についての選定・収集の基準を定める。

(図書館資料)

第2条

図書館資料とは、国士舘大学図書館・情報メディアセンター資料管理細則第2条第1項第1号に定められたものをいう。

(選定基準)

第3条

この基準は、学生・教職員の教育・研究に準拠し、学部等の構成、キャンパス配置等を勘案して一般書、教養書から専門書まで幅広く収集するための指標である。なお、図書館資料の所蔵については、偏りのないよう十分に精査し収蔵する。

(1) 新入生に対応した各分野の概説書、入門書、一般教養書
(2) 新設・改組等による新学部等の分野に関連した資料
(3) シラバス掲載等、授業における参考書
(4) 国士舘大学に関連する書籍等
(5) 吉田松陰に関連する書籍等
(6) 就職、資格、ICT関連の解説書、テキスト等
(7) 法令等の改正による改訂がなされた資料
(8) 国際化に対応した国内外情報掲載書籍、語学関連問題集、テキスト等
(9) 学生の購入希望が多い分野の書籍等
(10) 新聞・雑誌・インターネット等に書評が掲載された資料
(11) 権威ある賞を受賞等した作品

2 前項を基に世田谷、町田及び多摩キャンパスの学部構成、学生収容定員等を考慮し選定する。

(1) 世田谷キャンパス(中央図書館・情報メディアセンター)

ア 主要選定分野

人文科学、社会科学、自然科学全般。
児童書、教科書・指導書(初等、中高)等教職課程に関するもの。

イ 重点選定分野

000 図書館学、博物館学、ジャーナリズム
100 哲学各論、東洋思想、西洋哲学、心理学、倫理学・道徳、宗教
200 日本史、東洋史、西洋史、地理・地誌
300 政治、法律、経済、経営、財政、統計、社会、教育、風俗習慣、軍事
400 数学、物理学、化学、天文学、地球科学・地学、生物学
500 知的財産、建築学・建築史、土木工学、機械工学、医用工学、電気工学・電子工学金属工学、化学工学
600 園芸、商業、運輸・交通、通信事業
700 美術、音楽、書道、スポーツ・体育
800 日本語、中国語、韓国語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語
900 日本文学、中国文学

(2) 町田キャンパス(鶴川図書館・情報メディアセンター)

ア 主要選定分野

国際関係、教育学、体育、語学に関するもの。
児童書、教科書・指導書(初等、中高)等教職課程に関するもの。

イ 重点選定分野

000 図書館学、博物館学
100 哲学各論、東洋思想、宗教
200 日本史、東洋史、西洋史、地理・地誌
300 政治、法律、経済、教育、風俗習慣
400 生物学
500 建築学、環境問題
600 商業、運輸・交通、通信事業
700 美術、音楽、映画・映像、スポーツ・体育
800 日本語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、アラビア語、ビルマ語、トルコ語、その他東洋言語、英語、ロシア語
900 日本文学、中国文学、アジア諸国文学

(3) 多摩キャンパス(多摩図書館・情報メディアセンター)

ア 主要選定分野

保健体育、スポーツ、医学概論、救急救命学、教育学に関するもの。 教科書・指導書(初等、中高)等教職課程に関するもの。

イ 重点選定分野

000 図書館学
100 哲学各論、東洋思想、心理学、宗教
200 日本史、東洋史、地理・地誌 
300 政治、法律、経済、教育
400 生物学、生化学、医学
700 舞踊・ダンス、スポーツ・体育
800 日本語、中国語、韓国語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語
900 近現代日本文学

3 主要分野・重点分野以外の分野については、大学図書館として収集すべき資料について厳選して収集する。

4 資料の収集方法は、購入、寄贈、頒布及び交換等の手段を活用し、最も経済的で的確な方法で収集する。

5 特に必要と認められる場合を除き漫画、若しくはそれに準ずる資料は、原則として収集しない。

(貴重書)

第4条

貴重書については別に定める。

(選定方法)

第5条

選定方法及び内容

(1) 学部推薦図書

各学部選出の図書館資料専門部会委員を窓口として、各学部教員が学生へ推薦する図書を選定する。

(2) 見計らい

書店から預託された資料について、図書館資料専門部会委員及びセンター員が選定する。

              

(3) DM選書

ダイレクトメール(DM)、パンフレット、新刊本リスト等をセンター員で回覧し、選定する。

(4) 学生等の購入希望

学習等に使用する重複所蔵のない資料を選定する。

(5) その他

本学関係者から推薦の有った資料、本学関係者が出版に関係した資料、シラバス掲載の参考書等を選定する。

(複本等)

第6条

選定する図書館資料は、原則として重複購入をしない。ただし、次に掲げる場合には、複本を備えることができる。

(1) 教員指定図書
(2) 利用頻度が特に高い資料
(3) 学生・教職員からの希望が特に多い資料
(4) 各センターそれぞれに排架する必要が認められる資料
(5) 各センター間で、相互の取り寄せ回数が多い資料

(選書員)

第7条

資料収集大綱に基づき、適切な収集を行うために図書館・情報メディアセンター長(以下「センター長」という。)の下に教員、センター員による選書員を設け、本学センターの資料収集を行う。

2 選書員は収集計画の細部の決定、年次別収集計画の策定等、収書に関する意思決定を行う。

3 選書員の構成、任期等、その他運用の詳細は別に定める。

(寄贈等)

第8条

学外団体、個人等からの寄贈の申し出については、積極的に応じるものとする。ただし、図書の重複、内容等により、謝絶、又は、受取後に処分することができる。なお、大口の寄贈については、図書館資料専門部会の審議を経て受け入れを決定する。

(廃棄)

第9条

国士舘大学図書館・情報メディアセンター資料管理細則第17条の不用決定及び第18条の除籍となった資料は廃棄することができる。

2 貸出統計を基礎として、その利用回数が減少した資料の複本は原則1冊を残し除籍する。複本が各センターにある場合、原則として中央センターのものを保存する。ただし主題を検討し、鶴川及び多摩センターの保存とすることができる。

3 自然科学系資料であっても、発行年等による一律の除籍は慎重に行う。

4 破損・汚損資料は稀少性を検討し、一律に除籍は行わない。

5 廃棄に関しては、センター長が決定する。

(改廃)

第10条

この基準の改廃は、図書館資料専門部会の議を経てセンター長が決定する。

附 則

この基準は、平成28年11月4日から施行する。

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