研究活動の紹介
物性測定による溶液やガラスなど分子凝集系の物理化学的性質の解明
断熱型熱量計や、示差走査型熱量計、熱重量分析、熱機械分析などの熱分析手法や、FT-IRや誘電緩和測定などの分光測定、XRDや窒素吸着などの構造的な測定を通じて、水や水溶液、氷やクラスレート、低分子凝集体からなるガラス形成物質などの分子運動や特異な相挙動を調査し、新しい物理化学的知見を探索しています。
ゼミの紹介
分子凝縮系の不思議なふるまいを測定
われわれの身の回りには、単純な分子が集まってできている分子性物質がたくさんあります。分子性物質は、周りの環境や隣にいる分子の影響で多種多様な振る舞いを示します。水のような単純な分子からタンパク質のような複雑な分子まで、分子集合体の個性的なふるまいにはまだわかっていないことも多く大変面白いです。