ブックタイトル国士舘史研究年報第8号

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概要

国士舘史研究年報第8号

国士、海を渡りて177ジルの人々のように人間性による社会づくりを模索する必要性があると思う。国士舘は武道・スポーツ・文化交流を目的としてブラジルへ渡ったが、外国人が日本の武道を通じて探し求める人間性は、ハイテク社会の発展と共に、実は日本人自体が失いかけているのかもしれない。犯罪が多発する反面、庶民による相互扶助社会が根付くブラジル。赴任生活を通じて豊かな人間性に触れることが出来た事は何にも代え難い経験だった。このような経験の機会を与えていただいた国士舘と諸先生方、そしてブラジルの人たちに感謝を申し上げ本稿のあとがきとしたい。本稿を書き上げるにあたり国士舘とブラジルの関係情報の調査にご協力頂いた国士舘史資料室と図書館・情報メディアセンターレファレンスの皆様方にお礼を申し上げます。そして最後に、ブラジル赴任中から今日に至るまで私を支えてくれた妻と息子にこの場を借りて感謝を伝えたいと思います。ムイト オブリガード!