ブックタイトル国士舘史研究年報第8号

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概要

国士舘史研究年報第8号

国士舘史研究年報2016 楓?170で、このY氏の教えは私の課題となっている。本場のシュラスコアルゼンチンのエルドラード市で南米親善バドミントン大会があり、国士舘からも数人ブラジル代表で選ばれており、国士舘バドミントンクラブの仲間達と一緒に連盟のツアーに参加したことがあった。大会最終日にはシュラスコパーティーがあり大いに盛り上がった。ブラジル同様牛肉生産では世界的に有名なアルゼンチン、その食べ方も豪快である。その日は朝からシュラスコパーティーの準備で焼き場周辺は大忙しであった。直径三~四㎝ 、長さ一五〇㎝ 位の生木の枝が一〇〇本以上用意され、女性たちがナイフで枝の皮を削いでいる。焼き場付近には五メートル四方くらいのビニールシートが敷かれており、そこへ荷台に牛肉を積んだトラックが入ってくると、荷台が上がりシートの上にザーと肉が下ろされた。その量たるや何百キロ?見当もつかない。その肉を朝から用意した木の枝で串刺しにする。焼き場はレンガ造りの高さ八〇㎝ 位、幅は一五〇㎝ 位の串刺しがセットできる幅で二列あり、長さは二〇m くらいという規模で既に炭が敷いてあった。シュラスコパーティーの準備を手伝う筆者